トップ・ドッグ・エンターテインメント

トップ・ドッグ・エンターテインメント(Top Dawg Entertainment)は、2004年にアメリカ合衆国で設立されたインタースコープ・レコード傘下のレコードレーベルである。CEOはアンソニー ”トップ・ドッグ” ティフィス。社長はデイブ・フリーとパンチ。現在、10名のアーティストと契約している。主なアーティストはケンドリック・ラマーSZAスクールボーイ・Qなどである。TDEのプロデューサー部門にはDigi+Phonics、 THC、King Blue、Derek "MixedByAli" Aliが所属している。

トップ・ドッグ・エンターテインメント
親会社インタースコープ・レコード
設立2004年 (2004)
設立者Anthony "Top Dawg" Tiffith
販売元Self-distributed
ジャンル
United States
本社所在地Carson, California

歴史 編集

1997–2009 編集

1997年、アンソニー・ティフスはザ・ゲームやジュヴィナイルなどのプロデューサーとしてキャリアを開始する。2003年コンプトン出身の当時15歳のケンドリック・ラマーを発掘する。ケンドリック・ラマーは、その時期、最初のミックステープをリリースしたばかりであった。そのミックステープの強みを見出し契約を結ぶ[1]。2005年までには、同じくカリフォルニアのワッツ出身、ジェイ・ロックとも契約を結ぶ。その後、ワーナー・ブラザースアサイラム・レコードと契約を結ぶが、ロックのデビューアルバムがリリースできない問題に直面し、契約を離脱しようと計画する[2]。2007年にはカーソン出身のアブ・ソウル[3]、2009年にはスクールボーイ・Qと契約を結ぶ。この4人が結成したグループがブラック・ヒッピーである[4][5]

アーティスト 編集

アーティスト 契約年 アルバム数
ジェイ・ロック 2004 4
ケンドリック・ラマー 2005 7
アブ・ソウル 2007 4
スクールボーイ・Q 2009 4
SZA 2012 2
アイザイア・ラシャド 2013 2
サー 2017 2
ランス・スカイウォーカー 2017 1
リーズン 2018 1
ザカリ 2018 -

プロデューサー 編集

  • トップ・ドッグ
  • Digi+Phonics
  • King Blue 
  • MixedByAli 
  • THC

ディスコグラフィー 編集

TDEのディスコグラフィーはスタジオアルバムは17枚、コンピレーションアルバムは1枚、EPは4枚、ミックステープは17枚である。レーベル全体での、アメリカ国内売上は400万枚以上である。[6]

脚注 編集

  1. ^ Graham, Nadine. (2011-01-06) Kendrick Lamar: The West Coast Got Somethin' To Say | Rappers Talk Hip Hop Beef & Old School Hip Hop. HipHop DX. Retrieved on 2011-05-03.
  2. ^ Rello says:. “Top Dawg Entertainment Making It's Mark……..TDE”. Hiphopmoneymagazine.com. 2014年6月7日閲覧。
  3. ^ Ahmed, Insanu (2012年7月10日). “Who Is Ab-Soul? – Joining TDE”. Complex. 2012年7月11日閲覧。
  4. ^ Insanu Ahmed (2012年2月3日). “Who Is Schoolboy Q? - Joining Top Dawg Entertainment”. Complex. 2012年2月6日閲覧。
  5. ^ Insanu Ahmed (2012年2月3日). “Who Is Schoolboy Q? - His group, Black Hippy”. Complex. 2012年2月6日閲覧。
  6. ^ ALBUM SALES: 2017'S TOP 25”. Billboard. 2018年1月25日閲覧。