トニー・マッケイ(Tony McQuay、1990年4月16日 - )は、アメリカ合衆国の陸上競技選手で、400mを専門としている。2012年に開かれた2012年ロンドンオリンピックアメリカ代表の一員である。

トニー・マッケイ
Tony McQuay
個人情報
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生誕 (1990-04-16) 1990年4月16日(33歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国フロリダ州ウェストパームビーチ
居住地アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国フロリダ州ゲインズビル
身長5 ft 11 in (1.80 m)
体重158 lb (72 kg)
スポーツ
競技陸上競技
種目400m
大学チームフロリダ大学
獲得メダル
陸上競技
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オリンピック
2016 リオデジャネイロ 4×400mR
2012 ロンドン 4×400mR
世界選手権
2013 モスクワ 4×400mR
2015 北京 4×400mR
2013 モスクワ 400m
2017 ロンドン 4×400mR
IAAF世界リレー大会
2014 ナッソー 4×400mR
2015 ナッソー 4×400mR
2017 ナッソー 4×400mR

経歴 編集

少年時代 編集

マッケイはフロリダ州ウェストパームビーチに生まれた。同州リビエラビーチ英語版のサンコースト・コミュニティ高等学校(Suncoast Community High School)では、サンコースト・チャージャース陸上競技チーム(Suncoast Chargers track and field team)に所属し、100m200m、400mを専門としていた[1]フロリダ高等学校陸上競技連盟英語版主催の大会に出場し、高校3年生の時に400mで優勝した[1]。サンコースト・コミュニティ高等学校時代は、アメリカンフットボールのチームにも所属し、チームの最も卓越したワイドレシーバー、最も上達したディフェンシブバック、そして最高のオールラウンド選手と見なされていた[1]

大学時代 編集

マッケイはフロリダ州ゲインズビルにあるフロリダ大学へ進学し、マイク・ホロウェイ英語版コーチ率いるフロリダ・ゲイターズ・陸上競技チーム(Florida Gators track and field team)に所属、NCAAの大会に出場した[1]。400mではマッケイは、2011年に室内選手権で優勝、2012年に室内・屋外ともに優勝し、サウスイースタン・カンファレンスで2度の優勝を収めた[2]。2011年の全米陸上競技選手権大会では44秒68をマークし、オリンピック金メダリストのジェレミー・ウォリナー世界選手権覇者のグレッグ・ニクソンとの接戦を制した[3]

ロンドンオリンピック 編集

2012年6月24日に開かれた代表選考会にてマッケイは400mで準優勝し、ロンドンオリンピックの400mと4x400mリレーのアメリカ代表に選出された[4]。400mでは準決勝進出にとどまったが、4x400mリレーでは銀メダルを獲得した。

2013年世界選手権 編集

ロシアモスクワで開かれた世界選手権でマッケイは400mで44秒40の自己新記録をマークし、銀メダルに輝いた[5]。アメリカのお家芸である男子400mの代表選手とあって、マッケイは出場前から期待が寄せられていた[6]。4x400mリレーでは優勝した。

脚注 編集

  1. ^ a b c d Tony McQuay”. GatorZone.com. 2014年2月13日閲覧。
  2. ^ Tony McQuay”. USA Track & Field, Athlete Bios. 2014年2月13日閲覧。
  3. ^ Allyson Felix, Tony McQuay win titles”. ESPN.com. Associated Press (2011年6月25日). 2014年2月13日閲覧。
  4. ^ Pair of Gators earned spots on Team USA”. The Gainesville Sun (2012年6月24日). 2014年2月13日閲覧。
  5. ^ 400 Meters Result”. 2014年2月13日閲覧。
  6. ^ 米国シリーズは注目の跳躍陣が登場 ダイヤモンドリーグ第3、4戦展望” (2013年5月24日). 2014年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月13日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集