トーマス・デッケル(Thomas Dekker、1984年9月6日 - )は、オランダ北ホラント州ダークショルン出身の自転車競技選手。

トーマス・デッケル
Thomas Dekker
個人情報
本名 トーマス・デッケル
Thomas Dekker
愛称 トム
生年月日 (1984-09-06) 1984年9月6日(39歳)
国籍 オランダの旗 オランダ
身長 188cm
体重 70kg
チーム情報
所属 ガーミン・シャープ
分野 ロードレース
役割 選手
特徴 オールラウンダー
プロ所属チーム
2003–2008
2009
2011
2012–
ラボバンク
ロット
チポートレ
ガーミン
グランツール最高成績
主要レース勝利
ティレーノ~アドリアティコ総合優勝 2006
ツール・ド・ロマンディ総合優勝 2007
オランダの旗 オランダ国内選手権個人TT 2004-2005
最終更新日
2013年4月16日

経歴 編集

2004年2005年のオランダ国内個人タイムトライアルを制したことで一躍注目の的に。その勢いは止まるところを知らず、2006年ティレーノ〜アドリアティコで総合優勝を果たしたが、これはUCIプロツアー史上最年少優勝選手記録である(21歳220日)。さらに2007年ツール・ド・ロマンディでも総合優勝を果たした。また同年はツール・ド・フランスでも初出場を果たした。

ここまでほぼ順風満帆といった戦績を誇ったデッケルだったが、2008年ツール・ド・フランスを目前にして、なぜかチームメンバーから外されてしまった。またクラシカ・サンセバスティアン終了時点において、UCIプロツアー個人ランキング第9位につけていたが、8月14日ラボバンクを退団したことにより、これまで獲得してきたポイントは全て剥奪された。同年9月27日2009年シーズンより、サイレンス・ロットへの加入が決まったと、自身のウェブで表明した。

2009年7月1日国際自転車競技連合(UCI)は、バイオロジカル・パスポートに基づき、2007年12月に実施された、競技外ドーピング検査のために採取された血液及び尿サンプルを改めて、2009年6月20日にドイツケルンのアンチ・ドーピング研究所で調査したところ、エリスロポエチン(EPO)が含まれていることをつきとめた[1]

2011年、ドーピングによる出場停止処分が終了した後、8月1日より、ガーミンの育成チームであるチポートレ・ディヴェロップメント・チームと契約し、レース復帰。

2012年ガーミン・バラクーダ(後のガーミン・シャープ)に移籍。

主な戦績 編集

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2012年

脚注 編集

  1. ^ サイクリングニュース2009年7月1日付記事(英語)

外部リンク 編集