ドイツ農業協会(ドイツのうぎょうきょうかい、: Deutsche Landwirtschafts-Gesellschaft e.V.DLG)は、フランクフルトに本部を置く、ドイツ農業の発展・向上を目的とする団体である。1885年に設立され、メンバーは約24,000人[1][2]

品質競技会 編集

1885年から品質競技会を開催しており[3]1993年からは国際大会となっている[4][5]2000年からはオーストリアでも競技会が開催されており[3]2012年からはSKW Trostbergの日本法人であるSKWイーストアジアによって日本でも競技会が開催されている[2]

加工食品の品評は、ドイツ工業規格(DIN)及び欧州規格(EN)であるDIN EN 45011や、DIN、EN及び国際規格(ISO)であるDIN EN ISO 17024に基づいて審査される。審査基準としては、「DLG5点方式」という官能分析方法が採用され、外観、内観、食感、風味、味の5項目において0〜5の採点法方式により審査され、特定の基準を満たした製品に金賞、銀賞、銅賞が授与される。相対評価ではなく絶対評価を用いているため、定められた技術水準を満たした商品には全て賞が与えられる。2012年は出品数の43%が金賞、32%が銀賞、18%が銅賞と、ほぼもれなくいずれかの賞を受賞。

審査対象となる加工食品は、以下の通り[3]

脚注 編集

  1. ^ DLG e.V.
  2. ^ a b 第2回DLG コンテスト日本開催のご案内 (PDF) SKWイーストアジア株式会社
  3. ^ a b c DLG食品テストセンター Score with quality (PDF) DLG e.V.
  4. ^ 大山ハム ドイツ農業協会(DLG)主催の国際品質競技会で金賞16個を受賞 日清製粉グループ、2013年6月20日
  5. ^ ドイツと日本のハム・ソーセージ比較 麻布大学獣医学部 教授 坂田亮一、SUNATEC e-Magazine、2013年8月

外部リンク 編集