ドリスの恋愛妄想適齢期

ドリスの恋愛妄想適齢期』(原題: Hello, My Name Is Doris)は2015年アメリカ合衆国で製作されたコメディ映画である。監督はマイケル・ショウォルター、主演はサリー・フィールドが務めた。

ドリスの恋愛妄想適齢期
Hello, My Name Is Doris
監督 マイケル・ショウォルター
脚本 マイケル・ショウォルター
ローラ・テルソ
製作 ダニエル・クラウン
リヴァ・マーカー
ジョルダナ・モリック
ケヴィン・マン
ダニエラ・タップリン・ランドバーグ
出演者 サリー・フィールド
マックス・グリーンフィールド
ベス・ベアーズ
音楽 ブライアン・H・キム
撮影 ブライアン・バーゴイン
編集 ロバート・ナッソー
製作会社 ハヴン・エンターテインメント
レッド・クラウン
配給 アメリカ合衆国の旗ロードサイド・アトラクションズ
ステージ6・フィルムズ
公開 アメリカ合衆国の旗2016年3月11日
日本の旗劇場未公開
上映時間 95分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 100万ドル[1]
興行収入 世界の旗$3,268,689[2]
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日本国内では、劇場未公開のまま2016年10月12日にDVDスルーと発売された[3]

あらすじ 編集

ドリス・ミラーは会社に新しく配属されてきた青年、ジョン・フレモントを見た瞬間、雷に撃たれたような衝撃を受ける。年の離れた青年に一目ぼれしたドリスは ロズの孫の協力を得て、慣れないインターネットを使って必死で恋愛に関する情報を集めた。ドリスはジョンがよく行く場所に張り込み、ついに言葉を交わすことに成功する。ドリスは新たな人生を始めることに成功したが、それが周囲との軋轢を生んでしまう。

キャスト 編集

製作 編集

2014年4月18日、マックス・グリーンフィールドが本作に出演すると報じられた[4]。5月28日、サリー・フィールドとベス・ベアーズの出演が決まった[5]。6月27日、ナターシャ・リオン、ウェンディ・マクレンドン=コーヴィら残りのキャストが確定した[6]。7月11日、人気ユーチューバーのアンナ・アカナが本作に出演すると報じられた[7]

公開 編集

2015年3月14日、本作はサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で初めて公開された[8]。その直後、ロードサイド・アトラクションズが本作の北米配給権を購入した[9]。5月1日にはモンクレール映画祭での上映が行われた[10]

興行収入 編集

2016年3月11日、北米4館で本作の限定公開が始まり8万4986ドルを稼ぎ出した[11]。翌週から徐々に公開規模が拡大している。

評価 編集

本作は批評家から高く評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには65件のレビューがあり、批評家支持率は85%、平均点は10点満点で6.9点となっている。サイト側による批評家の意見の要約は「事態の急展開の描き方がステレオタイプに過ぎる。しかし、サリー・フィールドの印象に残る演技のおかげで『ドリスの恋愛妄想適齢期 』の質が極めて高いものになった。」となっている[12]。また、Metacriticには23件のレビューがあり、加重平均値は62/100となっている[13]

本作はサウス・バイ・サウスウェスト映画祭で観客賞を受賞した[14]

出典 編集

外部リンク 編集