ドリーの冒険』(ドリーのぼうけん、The Adventures of Dollie)とは、1908年アメリカ合衆国サイレント映画D・W・グリフィス監督のデビュー作。ジプシーに誘拐された少女ドリーが樽ごと川を流される、という内容。この映画の現存するプリントはアメリカ議会図書館のフィルムアーカイブに所蔵されている[1]

ドリーの冒険
The Adventures of Dollie
監督 D・W・グリフィス
ビリー・ビッツァー英語版
脚本 スタナー・E・V・テイラー英語版
出演者 アーサー・V・ジョンソン英語版
撮影 アーサー・マーヴィン英語版
製作会社 アメリカ合衆国の旗 バイオグラフ社英語版
公開 アメリカ合衆国の旗 1908年7月14日
上映時間 12分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 サイレント
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大正時代の日本の文献には『ドリイの冒険』と表記されているものもある[2]

あらすじ 編集

夏の日の午後、ドリーは両親とともに川に遊びにゆく。するとそこにジプシーの物売りが近づいてくる。いらないと母親が断ると、ジプシーは逆上。母親に掴みかかるが、父親に叩きのめされ去ってゆく。おさまらないジプシーは腹いせに娘のドリーを誘拐。樽に隠して移動中、樽が川に落ちてしまう。樽ごと川を流されるドリーだが、下流で釣りをしていた少年に発見され、無事に両親と再会する。

キャスト 編集

出典 編集

  1. ^ Progressive Silent Film List: The Adventures of Dollie”. Silent Era. 2008年4月3日閲覧。
  2. ^ 『欧米及日本の映画史』プラトン社、1925年、84-85頁。 

外部リンク 編集