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ドワイト・クラーク

ドワイト・エドワード・クラーク（Dwight Edward Clark, 1957年1月8日 - 2018年6月4日）は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州キンストン出身のアメリカンフットボールの元選手である。ポジションはワイドレシーバー（WR）。NFLのサンフランシスコ・49ers一筋で9年間プレーし[1][2]、49ersのスーパーボウル初制覇と2度目の制覇（第16回・第19回）に貢献した。

ドワイト・クラーク
Dwight Clark
基本情報
ポジション ワイドレシーバー
生年月日 (1957-01-08) 1957年1月8日
没年月日 (2018-06-04) 2018年6月4日（61歳没）
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ノースカロライナ州キンストン
身長: 6' 4" ＝約193cm
体重: 212 lb ＝約96.2kg
経歴
高校 グリンジャー高校
（ノースカロライナ州シャーロット）
大学 クレムゾン大学
NFLドラフト 1979年 / 10巡目全体249位
所属歴
選手歴
1979–1987 サンフランシスコ・49ers
エグゼクティブ歴
1990-1998 サンフランシスコ・49ers
1999-2001 クリーブランド・ブラウンズ
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇（2回）
第16回・第19回
オールプロ選出（1回）
1982
プロボウル選出（2回）
1981, 1982
その他受賞・記録
NFLシーズンレシーブ数1位（1982）
サンフランシスコ・49ers 永久欠番No.87
NFL 通算成績
レシーブ 506
レシーブヤード 6,750
レシーブTD 48
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

1982年1月、1981年シーズンのNFCチャンピオンシップゲーム・ダラス・カウボーイズ戦の試合終盤にQBジョー・モンタナから投じられたパスをエンドゾーンの際でレシーブしたプレーは「ザ・キャッチ」として知られ、20世紀におけるNFLの名シーンの一つとされている。このプレーにより、逆転勝利でスーパーボウル初出場を決めた49ersは、スーパーボウル初制覇も果たし、その後の黄金時代に繋がった[3][4]。

引退後は、1995年から1998年まで49ers、1999年から2001年までクリーブランド・ブラウンズでゼネラルマネージャーを務めた。クラークが49ersでつけていた背番号87は永久欠番となっている。

筋萎縮性側索硬化症（ALS）の発症を公表していたクラークは、2018年6月4日に死去した[5][6]。

成績 編集

年度 チーム 背
番
号 		試合 レシーブ
G GS Rec Yds Y/R TD Y/G Fmb
1979 SF 87 16 3 18 232 12.9 0 14.5 0
1980 16 12 82 991 12.1 8 61.9 2
1981 16 16 85 1105 13.0 4 69.1 0
1982 9 8 60 913 15.2 5 101.4 1
1983 16 13 70 840 12.0 8 52.5 0
1984 16 14 52 880 16.9 6 55.0 0
1985 16 14 54 705 13.1 10 44.1 0
1986 16 14 61 794 13.0 2 49.6 0
1987 13 3 24 290 12.1 5 22.3 1
NFL：9年 134 97 506 6750 13.3 48 50.4 4
  • 生涯成績[7]
  • 太字は自身最高記録
  • ■は各年度のリーグ最高記録
  • ■はスーパーボウル制覇

脚注 編集

[脚注の使い方]
  1. ^ Branch, Eric (2018年6月4日). “49er great Dwight Clark – receiver who made The Catch – dies at 61”. San Francisco Chronicle (San Francisco: Hearst Corporation). https://www.sfchronicle.com/49ers/article/49er-great-Dwight-Clark-dies-at-61-12967034.php#photo-14867116 2018年6月5日閲覧。 
  2. ^ Ballard, Chris (May 2, 2018). “The last huddle”. Sports Illustrated (New York City: Meredith Corporation). https://si.com/nfl/2018/05/03/dwight-clark-als-49ers-reunion-eddie-debartolo 2018年6月5日閲覧。. 
  3. ^ Zimmerman, Paul (January 18, 1982). “Off on the wrong foot”. Sports Illustrated (New York City: Meredith Corporation): 18. https://www.si.com/vault/1982/01/18/540911/off-on-the-wrong-foot 2018年6月5日閲覧。. 
  4. ^ Associated Press (1982年1月11日). “Clark's catch caps comeback”. The Spokesman-Review (Spokane, Washington: Cowles Company): p. 15. https://news.google.com/newspapers?id=K09OAAAAIBAJ&sjid=h-4DAAAAIBAJ&pg=3637%2C4075274 2018年6月5日閲覧。 
  5. ^ Brown, Daniel (2018年6月4日). “Dwight Clark, former 49ers wide receiver, dead at 61”. The Mercury News (San Jose, California: Digital First Media). https://mercurynews.com/2018/06/04/dwight-clark-former-49er-wider-receiver-dead-at-61/ 2018年6月4日閲覧。 
  6. ^ Reed, Jesse (2018年6月4日). “Kelly Clark announces Dwight Clark has passed away”. MSN (United States: Microsoft). オリジナルの2018年6月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180612143137/https://www.msn.com/en-us/news/football_nfl/kelly-clark-announces-dwight-clark-has-passed-away/ar-AAydWHR 2018年6月4日閲覧。 
  7. ^ “Dwight Clark Stats” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2019年7月26日閲覧。

外部リンク 編集

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