ニック・ペリー(Nick Perry 1990年4月12日 - )は、ミシガン州デトロイト出身の元アメリカンフットボール選手。NFLグリーンベイ・パッカーズに所属していた。現役時代のポジションはラインバッカー

ニック・ペリー
Nick Perry
基本情報
ポジション ラインバッカー
生年月日 (1990-04-12) 1990年4月12日(34歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗ミシガン州デトロイト
身長: 6' 3" =約190.5cm
体重: 265 lb =約120.2kg
経歴
大学 USC
NFLドラフト 2012年 / 1巡目全体28位
初出場年 2012年
初出場チーム グリーンベイ・パッカーズ
所属歴
2012-2018 グリーンベイ・パッカーズ
受賞歴・記録

NFL 通算成績
タックル 213回
サック 32.0回
ディフレクト 11回
インターセプト 1回
ファンブルフォース 7回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

経歴 編集

プロ入りまで 編集

 
2010年のオレゴン大学

当初マッケンジー高校に通ったが2007年に閉校となったため、3年次は、マーティン・ルーサー・キング高校に通った。高校2年次に75タックル、11サックをあげて、デトロイト大都市圏のオールチームに選ばれた。3年次にはディフェンシブエンドとして、147タックル、ミシガン州記録となる36サックをあげた。また、タイトエンドとしてプレー、14回のレシーブで310ヤードを獲得、8TDをあげた。こうした活躍により、USAトゥデイ[1]EAスポーツより高校生の全米ファーストチームに、Scout.comからも全米セカンドチームに選ばれた[2]

大学進学を前に40ヤード走で4秒51、ベンチプレスで315ポンド、GPA3.3だった彼は、マイアミ大学ミシガン大学ミシガン州立大学USCから奨学金のオファーを受け、USCに進学した[3]

2008年は、練習生として過ごした。2009年は、控えのディフェンシブエンドとなり、主にパスプレーが予想される場面でプレーした。この年13試合に出場し、24タックル、チームトップの8サックをあげた。スタンフォード大学戦で初先発を果たした[2]。この年、スポーティングニュースからフレッシュマンオールアメリカンに選ばれた[4]

2010年、9試合の先発を含む12試合に出場したが、開幕戦のハワイ大学戦は、足首の故障により欠場した。この年25タックル、4サック、2ファンブルフォース、1ファンブルリカバーの成績を残した[2]

2011年、12試合に出場しパシフィック12カンファレンストップの9.5サックをあげた。12月、最終学年に進学せず、NFLドラフトにアーリーエントリーすることを表明した[5]

ドラフトを前に優れたパスラッシャーとして注目されたが、怪我の多さや好不調の波の激しさについて懸念された[6]。スカウティング・コンバインでも40ヤード走で4秒64、ベンチプレスで35回、垂直跳び立ち幅跳びでも瞬発力の高さを示した[7]

グリーンベイ・パッカーズ 編集

 

2012年のNFLドラフト1巡全体28位でグリーンベイ・パッカーズに指名された。パッカーズでは3-4ディフェンスのアウトサイドラインバッカーとして起用されることとなり[8]、開幕戦から先発の座を手に入れた。彼の加入により、クレイ・マシューズへのマークが減った[9]。第6週の試合でひざを負傷した。手首の手術をすることとなり、11月7日に故障者リスト入りした。この年6試合に出場し18タックル、2サックをあげた[10]

脚注 編集

  1. ^ 2007 All-USA high school football team”. USAトゥデイ (2007年). 2013年4月28日閲覧。
  2. ^ a b c BIO”. USC TROJANS. 2013年4月28日閲覧。
  3. ^ Nick Perry”. rivals.com. 2013年4月28日閲覧。
  4. ^ Sporting News Freshman All-America team”. Sporting News (2009年12月16日). 2013年4月29日閲覧。
  5. ^ Nick Perry headed to NFL”. ESPN (2011年12月17日). 2013年4月28日閲覧。
  6. ^ コンバイン前、注目のDEトップ5”. NFL JAPAN (2012年2月18日). 2013年4月28日閲覧。
  7. ^ コンバイン終了、評価を上げた守備ラインマンたちとは?”. NFL JAPAN (2012年3月8日). 2013年4月28日閲覧。
  8. ^ チーム別ドラフト査定 -パッカーズ-”. NFL JAPAN (2012年5月3日). 2013年4月28日閲覧。
  9. ^ パッカーズ、ドラ1LBペリーが故障者リスト入り”. NFL JAPAN (2012年11月8日). 2013年4月28日閲覧。
  10. ^ Packers place rookie Nick Perry on IR, activate TE Andrew Quarless”. CBSスポーツ (2012年11月7日). 2013年4月28日閲覧。

外部リンク 編集

先代
デレック・シェロッド
グリーンベイ・パッカーズ
ドラフト1巡指名
2012年
次代
デイトン・ジョーンズ