ネネツ自治管区

ロシア連邦北西部の自治管区
ネネツ自治管区
ロシア語: Ненецкий автономный округ
ネネツ語:Ненёцие автономной ӈокрук
ネネツ自治管区の旗ネネツ自治管区の紋章
ネネツ自治管区旗ネネツ自治管区紋章
ネネツ自治管区の位置
国歌不明
公用語ロシア語ネネツ語
首府ナリヤン・マル
自治管区知事ユーリ・ベズドゥドニーロシア語版
構成体種別自治管区
連邦管区北西
経済地区北方
面積
 - 総計
国内第20位
176,700km2
人口(2010年国勢調査[1]
 - 総計
 - 人口密度
 - 都市/地方比率
国内第83位
42,090人
0.24人/km2
 :
時間帯UTC +3(DST: なし)モスクワ時間
ISO 3166-2:RU
番号
ウェブサイト[adm-nao.ru]

ネネツ自治管区(ネネツじちかんく、ロシア語: Ненецкий автономный округ)はロシア連邦北西部の自治管区。行政の中心はナリヤン・マルアルハンゲリスク州に帰属する。

歴史 編集

この地域にはすでに石器時代には人間が暮らしていた。1929年ネネツ民族管区として形成され、1936年にナリヤン・マルが建設された。1977年に自治管区に改称。

地理 編集

東ヨーロッパ平原の北限部に位置し、バレンツ海に面する。西はティマン山脈を、東はウラル山脈を境界とする。南にコミ共和国と隣り合う。カニン半島コルグエフ島ヴァイガチ島が含まれる。主要な河川はペチョラ川

行政区画 編集

住民 編集

人口の66%がロシア人、13%がコミ人、12%がサモイェード系のネネツ人。人口の約半分が行政の中心ナリヤン・マルに集中している。公用語ロシア語ネネツ語

経済 編集

永久凍土が広がり、農業には適さない。トナカイの飼育や漁業、毛皮獣の狩猟などが主な産業である。近年、油田が発見され、その採掘が始められている。

標準時 編集

 

この地域は、モスクワ時間帯標準時を使用している。時差はUTC+3時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+3、夏時間がUTC+4、同年3月から2014年10月までは通年UTC+4であった)

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ Russian Federal State Statistics Service (2011). "Всероссийская перепись населения 2010 года. Том 1" [2010 All-Russian Population Census, vol. 1]. Всероссийская перепись населения 2010 года [2010 All-Russia Population Census] (ロシア語). Federal State Statistics Service.

外部リンク 編集