ノルベルト・エリアス

イギリス国籍でユダヤ系ドイツ人の社会学者、哲学者、詩人。

ノルベルト・エリアスドイツ語: Norbert Elias ドイツ語発音: [ˈnɔʁbɛʁt ʔeˈliːas]1897年6月22日 - 1990年8月1日)は、イギリス国籍でユダヤ系ドイツ人社会学者哲学者詩人。主な業績に文明化の過程研究がある[2][4]

ノルベルト・エリアス
Norbert Elias
1987年の肖像
生誕 (1897-06-22) 1897年6月22日
ブレスラウドイツ帝国プロイセン領シュレージエン地方(英語)
(現・ポーランド ヴロツワフ
死没 1990年8月1日(1990-08-01)(93歳)
オランダ アムステルダム
研究分野 社会学
出身校
主な業績 プロセス社会学(英語)[1]文明化/非文明化のプロセス理論(英語)[2]ハビトゥス[3]
プロジェクト:人物伝
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生涯 編集

ドイツ帝国東部のブレスラウ(現在のポーランドヴロツワフ)にて、織物業を営む一家に生まれた。父ヘルマン・エリアス(1940年ブレスラウ没)、母ゾフィーはおそらくアウシュヴィッツで落命か(1941年)[8]

アビトゥーア取得後にドイツ帝国軍に勤務したがストレスで体調を崩し、帰郷し療養に努めた。その後、ブレスラウ大学(現ヴロツワフ大学)に進学し、心理学哲学医学[注釈 1][要出典]を専攻し、一時期ハイデルベルク大学にも在籍した。リヒャルト・ヘーニヒスヴァルト指導下で執筆した卒業論文が認められ、1924年にブレスラウ大学を卒業した[10]。この頃、当時のシオニズムに感化され、若手のシオニストとも交流した。

翌年、アルフレート・ヴェーバーの研究を手伝う目的でハイデルベルク大学に再び移ったが、最終的には同研究プロジェクトを離脱することとなり、フランクフルト大学に転じてカール・マンハイムの研究助手となった。しかし、ナチスの台頭の影響でマンハイムの研究が打ち切られると、エリアスはパリを経てロンドン亡命した。ロンドン滞在中にロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにてマンハイムと再会し、ここでも助手を務めたが、宥和政策の影響でマン島退去強制された。釈放後はケンブリッジに移り、この時に『ドイツ人論』[11][12][13]の執筆に着手した。

心理学[14]については1952年、研究者仲間の仕事を手伝う一環として集団分析協会の旗揚げに参加するとエリアス自身も研究に着手、セラピストの資格を取得した。

社会学[15][16][17][18][14]に関してはイギリスのレスター大学で講師として社会学を教え(1954年1962年)、このときの教え子にアンソニー・ギデンズがいる。客員としてガーナ大学(1961年1963年)、ミュンスター大学(1965年1966年)、コンスタンツ大学(1972年)、アーヘン大学(1976年)、フランクフルト大学(1977年)にも籍を置いた[注釈 2]

1978年から1984年まで、ドイツのボーフム大学ビーレフェルト大学英語版で教鞭を執った[9]

1990年8月、アムステルダムの自宅で死去。93歳だった[9][19][20]

ノルベルト・エリアス財団 編集

エリアスは1983年にノルベルト・エリアス財団を設立すると、社会科学の広範な研究について、その過程と関係性に基づく理解を促すよう託した。その遺志は同財団が後継し、理事会の裁量のもと後進の育成を目指す図書賞、助成金と補助金など事業を進めている[21]

ノルベルト・エリアス文庫 編集

エリアス自身の蔵書に加え、科学論文と詩作の未公開のタイプライター原稿と手稿、書簡をまとめたものが〈ノルベルト・エリアス文庫〉である(Norbert-Elias-Archiv[22])。本や書類を1994年に受託したドイツ図書アーカイブドイツ語版英語版 (DLA) では、シュトゥットガルトから20 km圏内のマールバッハ・アム・ネッカーに置いた収蔵施設に当文庫を保ち、科学科学および文学の両分野から研究者が利用できる体制を整えた。また当文庫に収蔵した文書の研究を促すため、「エリアス助成金」が活用され研究者に資金を提供してきた[23]

当文庫の目録は3分野で構成し、ドイツ図書アーカイブのオンラインカタログで検索・閲覧ができる(英語、ドイツ語[24])。

  • パート 1:1984年以降の原稿と書簡。執筆に専念した時代。
  • パート 2:エリアスが集めた書籍や冊子類。(自筆の書き込みがあるもの、ないもの)
  • パート 3:1984年以前の原稿と書簡。教壇に立った時代。

私信を含む書簡類は、詳細な整理と評価が待たれてきた。例えばこの文庫が収蔵する資料にはフランスの社会学者ピエール・ブルデュー(1930年-2002年)と交わした往復書簡があり(1976年から1990年)、これまで注目されないままであったが分析が進んだ[注釈 3]

世界台帳 編集

文庫とは別に、1990年台から紙版でエリアス関連の書誌データを整理してきたインゴ・モルト(Ingo Moerth[25]とゲルハルト・フレーリッヒ(Gerhard Fröhlich=リンツ大学ドイツ語版)の台帳がある[26]。データをオンライン公開用に整理し[注釈 4]、「ハイパーエリアス世界台帳」(HyperElias©World Catalogue)と名付けて商標を登録、ヨハネス・ケプラー大学英語版文化経済研究所のサーバに載せた(オーストリア、リンツ)。その活動趣旨は書籍と論文類に加えて映像や録音の情報を添え、総覧を目指すとしている[26]

栄誉栄典 編集

 
郷里ヴロツワフ(ブレスラウ)に設置された銘板

日本語訳著書 編集

法政大学の〈叢書・ウニベルシタス〉に訳書を収載しており、その内訳は以下のとおり。

単著 編集

  • 『文明化の過程』
  • 『宮廷社会』波田節夫、中埜芳之、吉田正勝 訳 (法政大学出版局、1981年)[29][17]
  • 『死にゆく者の孤独』中居実 訳(法政大学出版局、1990年/新装版2010年)[15]
  • モーツァルト—ある天才の社会学』青木隆嘉 訳(法政大学出版局、1991年)エリアスの絶筆[30]
  • 『参加と距離化—知識社会学論考』波田節夫、道籏泰三 訳(法政大学出版局、1991年) [31]
  • 『社会学とは何か—関係構造・ネットワーク形成・権力』徳安彰 訳(法政大学出版局、1994年)[32]
  • ミヒャエル・シュレーター 編『ドイツ人論—文明化と暴力』青木隆嘉 訳(法政大学出版局、1996年)[11][13]
  • ミヒャエル・シュレーター 編『時間について』井本晌二、青木誠之 訳(法政大学出版局〈叢書・ウニベルシタス545〉、1996年)[33]
    • 『Über die Zeit』『Time : an essay』の和訳[33]
  • ミヒャエル・シュレーター 編『諸個人の社会—文明化と関係構造』宇京早苗 訳(法政大学出版局、2000年)[32]

共著 編集

  • エリック・ダニング 共著 『スポーツと文明化—興奮の探求』大平章 訳(法政大学出版局、1995年/新装版2010年)[34][35][18][36][37][38]
  • ジョン・L・スコットソン 共著『定着者と部外者—コミュニティの社会学』(法政大学出版局〈叢書・ウニベルシタス918〉、2009年)

参考文献 編集

主な執筆者、編者の順。

  • 市井吉興(著)、立命館大学産業社会学会(編)「文明化過程としての社会構成 : ノルベルト・エリアスの社会学的想像力」(pdf)『立命館産業社会論集』第35巻4(通号103)、立命館大学、2000年3月、NDLJP:8731781 デジタル電子書籍・電子雑誌
    • 立命館大学産業社会学会(編)「学位論文要旨および審査要旨 : 市井吉興「文明化過程としての社会構成 : ノルベルト・エリアスの社会学的想像力」」(pdf)『立命館産業社会論集』第36巻3(通号106)、立命館大学、2000年12月、NDLJP:8731809 
  • 伊藤 公雄「変容する現代スポーツと男性性」『スポーツ社会学研究』第27巻第2号、日本スポーツ社会学会、2019年9月30日、5-15頁、CRID 1391130851448587136doi:10.5987/jjsss.27-02-2ISSN 0919-2751 
  • 稲永 祐介「出来事の回帰:関係学的アプローチの方法論的試み」『東京外国語大学論集』第100巻、東京外国語大学、2020年7月31日、65-76頁、CRID 1390853649748722048doi:10.15026/94984ISSN 0493-4342 
  • 犬飼 裕一「歴史の知識社会学 : ノルベルト・エリアスによる展開」『岐阜経済大学論集 The Journal of Gifu Keizai University』第31巻第4号、岐阜経済大学学会、1998年2月25日、51-67頁、CRID 1050013861702669184ISSN 0386-5932 
  • イヌカイ ユウイチ、Inukai, Yuh'ichi「市民社会と宮廷社会 : マックス・ウェーバーとノルベルト・エリアス」『中京大学教養論叢』第39巻第2号、1998年10月28日、291-309頁、CRID 1050001339188886144ISSN 0286-7982 
  • 内海 博文「ノルベルト・エリアスと暴力の問題」『ソシオロジ』第43巻第2号、社会学研究会、1998年、3-18,114、CRID 1390001205758165376doi:10.14959/soshioroji.43.2_3ISSN 0584-1380 
  • 内海 博文「ノルベルト・エリアスと人間像の問題」『年報人間科学』第20-2巻、大阪大学人間科学部社会学・人間学・人類学研究室、1999年、291-308頁、CRID 1390290699508361600doi:10.18910/8034ISSN 0286-5149 
  • 大平 章、Ohira, Akira「『定着者と部外者』におけるノルベルト・エリアスの理論的革新性」『Waseda global forum』第2巻、早稲田大学国際教養学部 = School of International Liberal Studies, Waseda University、2005年、67-78頁、CRID 1050001202502010880ISSN 1349-7766 
  • 大平 章、Ohira, Akira「ノルベルト・エリアスとモーツァルト - 若き音楽家の肖像」『Waseda Global Forum』第4巻、早稲田大学国際教養学部、2008年3月、69-81頁、CRID 1050282677446201216ISSN 1349-7766 
  • 大平 章、Ohira, Akira「ノルベルト・エリアス - 『文明化の過程』について」『Waseda Global Forum』第6巻、早稲田大学国際教養学部、2010年3月、183-213頁、CRID 1050001202461324544ISSN 1349-7766 
  • 大平 章「ノルベルト・エリアスの宮廷社会論 : 社会学のモデルとしての宮廷社会」『人文・自然研究』第7巻、一橋大学大学教育研究開発センター、2013年3月31日、110-147頁、CRID 1390009224866122240doi:10.15057/25560ISSN 1882-4625 
  • 大平 章「スポーツ社会学者としてのノルベルト・エリアス」『人文・自然研究』第8巻、一橋大学大学教育研究開発センター、2014年3月31日、73-102頁、CRID 1390853649796304512doi:10.15057/26539ISSN 1882-4625 
  • 大平 章、Ohira, Akira「ノルベルト・エリアスの時間論」『Waseda Global Forum』第11巻、早稲田大学国際教養学部、2015年3月、237-255頁、CRID 1050001202461371904ISSN 1349-7766 
  • Elias, Norbert「文明化の過程におけるサッカー」『現代思想』第14巻第5号、青土社、1986年5月、122-131頁、NDLJP:6055465 国立国会図書館内限定公開、図書館・個人送信対象外、遠隔複写可。
  • 奥村 隆『エリアス:暴力への問い』剄草書房、2001年。 NCID BA52138853 ISBN 4326652535
  • 奥村 隆「「スポーツする身体」と「教える/学ぶ身体」の交わるところ」『スポーツ社会学研究』第22巻第1号、日本スポーツ社会学会、2014年、35-50頁、CRID 1390001205399566464doi:10.5987/jjsss.22.1_35ISSN 0919-2751 
  • García, Raúl Sánchez; Ohira, Akira (Ed.) (2017-10). “Civilizing-decivilizing and formalizing-informalizing balances in figurational sociology”. Norbert Elias and his sociological perspective : civilization, culture and knowledge in process. DTP Publishing  ISBN 978-4-86211-642-0
  • 川田 耕「国家・道徳・主体」『社会学評論』第52巻第2号、日本社会学会、2001年、233-249頁、CRID 1390001204294210944doi:10.4057/jsr.52.233ISSN 0021-5414 
  • 川野 英二「フランス大都市の布置構造と「郊外」の位置 : リヨン市郊外と中心市街地の変容」『人文研究』第68巻、大阪市立大学大学院文学研究科、2017年3月、81-94頁、CRID 1050282677424356736ISSN 0491-3329 
  • Gestel, Joannes Van (2018) (英語). Norbert Elias and the Analysis of History and Sport: Systematizing Figurational Sociology. Oxon: Routledge. ISBN 978-1-351-21265-6 
  • 小林裕一郎「ノルベルト・エリアス暴力論の日本での受容について」(pdf)『現代社会学』第13号、広島国際学院大学現代社会学部、2012年3月。 デジタル電子書籍・電子雑誌。並列タイトル『Über den Akzeptanz in Japan für die Theorie der Gewalt von Norbert Elias
  • 小林 裕一郎『全体主義と大衆 : フランクフルト学派・アーレント・エリアス』広島国際学院大学、2016年9月。NDLJP:11099895 博士論文(社会学、甲現社学第4号)
  • 坂 なつこ「ノルベルト・エリアスにおけるサバイバルユニットとスポーツ」『一橋大学スポーツ研究』第37巻、一橋大学スポーツ科学研究室、2018年12月27日、59-64頁、CRID 1390853649798125184doi:10.15057/30095ISSN 1880-3814 
  • 瀬戸内寂聴 著「あとがき」、集英社 編『まだもっと、もっと : 晴美と寂聴のすべて』 続、集英社〈集英社文庫、せ1-40〉、2010年9月。"イタリアで国際ノニーノ賞・文化勲章受賞"。 ISBN 978-4-08-746612-6
  • 近森 高明「ノルベルト・エリアスにおける〈発展〉の概念」『ソシオロジ』第45巻第3号、社会学研究会、2001年、3-18,154、CRID 1390282680736726272doi:10.14959/soshioroji.45.3_3ISSN 0584-1380 
  • 澤井 敦「「閉ざされた人間」の死 : ノルベルト・エリアスの「死の社会学」を題材として」『三田社会学』第1巻、三田社会学会、1996年、37-51頁、CRID 1050001337401647488ISSN 1349-1458 
  • 徳永 恂、宮田 敦子「ペーター・ラインハルト・グライヒマン『ノルベルト・エリアスの歴史社会学的心理学』」『年報人間科学』第13巻、大阪大学人間科学部社会学・人間学・人類学研究室、1992年、195-206頁、CRID 1390012335399790848doi:10.18910/9949ISSN 0286-5149 
  • 野村 雅一、(Masaichi Nomura)「「文明化」についての試論(上): ノルベルト・エリアス『文明化の過程』に寄せて」『国立民族学博物館研究報告』第4巻第4号、国立民族学博物館、1980年3月25日、738-769頁、CRID 1390290699796462848doi:10.15021/00004541ISSN 0385-180X 掲載誌別題『Bulletin of the National Museum of Ethnology』
  • Hasselbusch, Inken (2014) (ドイツ語) (pdf). Norbert Elias und Pierre Bourdieu im Vergleich. Eine Untersuchung zu Theorieentwicklung, Begrifflichkeit und Rezeption. Karlsruhe. pp. 249-270. http://phka.bsz-bw.de/files/9/Dissertation_Inken_Haselbusch.pdf. 
  • 原田 太津男「近代の社会 - 人間像批判と社会科学の方法論的刷新 - ノルベルト・エリアスを読む」『貿易風』第1巻、中部大学国際関係学部、2006年3月、388-391頁、CRID 1050001338549017216ISSN 1880-9065 
  • 宮田 敦子「ペーター・ラインハルト・グライヒマン、「そもそも何のために私は生きてきたのか」 ノルベルト・エリアス(1897年6月22日-1990年8月1日)」『年報人間科学』第20-1巻、大阪大学人間科学部社会学・人間学・人類学研究室、1999年、247-255頁、CRID 1390853649734873600doi:10.18910/6377ISSN 0286-5149 

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 医学に関しては予備試験に合格後、専攻を取り消した。
  2. ^ 生まれ故郷のヴロツワフのほか、仕事に合わせてハイデルベルク、フランクフルト・アム・マイン、パリ、ガーナ、ミュンスター、コンスタンツ、アーヘン、ボーフムの各地に滞在した[9]
  3. ^ 書簡をまとめた書籍資料はインケン・ハッセルブッシュ 著『ノルベール・エリアスとピエール・ブルデューの比較。理論の展開、用語、受容に関する調査』(ドイツ語)(仮題、原題: Briefwechsel von 1976 bis 1990[20])を参照。
  4. ^ 財団がデータベースに載せない資料があるため、こちらの台帳には内容が物議を呼びかねない〈灰色〉の論考や手稿も掲載すると宣言した[26]。底本にはモルトの共著[25]の出版社のCampus 社と編集長Adalbert Heppの同意を得て、文献類をまとめた(仮題)「ノルベルト・エリアス名義の出版物1921年 - 1991年)」の章を組み込んだ[26]
  5. ^ 国際ノニーノ賞は日本の瀬戸内寂聴も受章[28]

出典 編集

  1. ^ García 2017, "Civilizing-decivilizing and formalizing-informalizing balances in figurational sociology.".
  2. ^ a b c 野村 1980, pp. 738–769.
  3. ^ 奥村 2001, 「第3章〈脱文明化〉と階級のハビトゥス—戦後の共同研究」.
  4. ^ Gestel 2018, ISBN 978-1-351-21265-6.
  5. ^ ホイヤー、ウォルフ編(Heuer/Wolf). Die Juden der Frankfurter Universität. フランクフルト・アム・マイン/ニューヨーク、1997年。468-473頁。(『フランクフルト大学のユダヤ人』)
  6. ^ Arnsberg. , Die Geschichte der Frankfurter Juden seit der Französischen Revolution. 第3巻、ダルムシュタット、1983年。103頁 f。(『フランス革命以来のフランクフルトのユダヤ人の歴史』)
  7. ^ Hessische Biografie : Erweiterte Suche : LAGIS Hessen”. www.lagis-hessen.de. 2024年2月4日閲覧。
  8. ^ Heuer/Wolf(編)[5]、アルンスバーグ[6][7]
  9. ^ a b c d ヘッセン州歴史情報システム(LAGIS)の人物伝詳細検索:Hessische Biografie : Erweiterte Suche : LAGIS Hessen” (ドイツ語). www.lagis-hessen.de. 2024年2月4日閲覧。
  10. ^ 論文の題名は『Idee und Individuum. Eine kritische Untersuchung zum Begriff der Geschichte』1924年(仮題『個人と思想:歴史理解の批判的分析』)[9]
  11. ^ a b 内海 1998, pp. 3–18, 114.
  12. ^ 奥村 2001, 「第4章 われわれの「理想」と「暴力」—『ドイツ人論』」.
  13. ^ a b 小林 2012, NDLJP:12311284/1/1.
  14. ^ a b 徳永 & 宮田 2016, pp. 195–206.
  15. ^ a b 澤井 1996, pp. 37–51.
  16. ^ 川田 2001, pp. 233–249.
  17. ^ a b 大平 2013, pp. 110–147.
  18. ^ a b 大平 2014, pp. 73–102.
  19. ^ 宮田 1999, pp. 247–255.
  20. ^ a b Hasselbusch 2014, pp. 249–270.
  21. ^ Norbert Elias - Norbert Elias” (英語、オランダ語). 2024年2月3日閲覧。 “Members of the foundation board 、Former Members of the Board 、Book prizes 、Scholarships and Grants”
  22. ^ Norbert Elias” (オランダ語). Norbert Elias Foundation. 2024年2月4日閲覧。
  23. ^ Die Stipendien im Überblick - DLA Marbach”. www.dla-marbach.de. 2024年2月4日閲覧。
  24. ^ Katalog (beta)” (英語). www.dla-marbach.de. DLA Marbach. 2024年2月4日閲覧。
  25. ^ a b H. Kuzmics, ed (1991). “Veröffentlichungen von Norbert Elias 1921 - 1991 title= Der unendliche Prozeß der Zivilisation. Zur Kultursoziologie der Moderne nach Norbert Elias”. フランクフルト・アム・マイン他. pp. 269-284  仮題『文明の無限のプロセス—ノルベルト・エリアス以降の文化社会学』
  26. ^ a b c d HyperElias@WorldCatalogue”. www.kuwi.uni-linz.ac.at. 2024年2月4日閲覧。
  27. ^ Premio Nonino” (イタリア語). Premio Nonino 2022. 2024年2月4日閲覧。
  28. ^ 集英社 2010, 「あとがき」.
  29. ^ イヌカイ 1998b, pp. 291–309.
  30. ^ 大平 2008, pp. 69–81.
  31. ^ 犬飼 1998a, pp. 51–67.
  32. ^ a b 稲永 2020, pp. 65–76.
  33. ^ a b 大平 2015, pp. 237–255.
  34. ^ エリアス & 岡野 1986, pp. 122–131.
  35. ^ 市井 2000, NDLJP:8731781.
  36. ^ 奥村 2014, pp. 35–50.
  37. ^ 坂 2018, pp. 59–64.
  38. ^ 伊藤 2019, pp. 5–15.

関連項目 編集

外部リンク 編集