ノート:エルンスト・カルテンブルンナー

最新のコメント:18 年前 | 投稿者:ブリキ

カルテンブルナーが正解です。Hartmann 29/04/2006

「カルテンブルンナー」を「カルテンブルナー」に変えようともそれに対する異論は無いのですが、「カルテンブルナー」が正しくて「カルテンブルンナー」が誤りだという説には抵抗があります。「カルテンブルンナー」というのは「間違っている」という具体的な根拠があるのでしょうか。外国の人名や固有名詞に関しては、それを音写したカタカナ表記がなされますが、微妙なゆれによって表記がまちまちである場合は数多くあります(ルーズベルト、ローズベルトとか)。「カルテンブルンナー」という表記も多く見られます。それを「間違い」と断じてしまうのはいかがなものでしょう。所詮は外国の言語を我々日本人が利用するためにカタカナに変えているのですから、「ナー」「ンナー」程度の違いをどちらが間違っているなどというのはほとんど意味をなさないように思います。--STB-1 2006年4月30日 (日) 22:44 (UTC)返信
ご返事ありがとうございます。

この違いは、英語読みかドイツ語読みかに違いです。 英語とドイツ語はアルファベットを共有するので、我々が中国人名の漢字を日本語式に読むように、英語圏の読者はドイツ人名を各々勝手に読みます。現地音に音訳する必要はありません。例えばカメラのニコン(Nikon)は米国では「ナイコン」と呼ばれるそうです。 日本の場合ではそうは行きません。留意しなければならないことは、日本人が人名をカタカナにする場合、英語読みを取るのか、現地読みを取るのかの問題です。翻訳者がそれを理解しているかどうかです。

このような討議が出来るのも原文併記があればこそです。Wikipedia に感謝しています。Hartmann 30/04/2006

それにしても、「カルテンブルナーが正解」というのをノートに書くのはともかく、本文中に記載するのは百科事典としては妥当性を欠くようにも思えます。私はドイツ語(オーストリア語)の発音に詳しくないのですが、仮に現地で「カルテンブルナー」に近い発音で呼ばれているなら「なお、発音はカルテンブルナーにより近い」と書けばいいのではないでしょうか。
なお、1946年当時ニュルンベルク裁判の判決を伝える日本の新聞は私の知る限りではみな「カルテンブルンナー」と表記していましたし(といっても数紙しか見ていない)、私の手元にある大野英二『ナチ親衛隊知識人の肖像』未来社(ISBN 46241118269)や谷喬夫『ヒムラーとヒトラー』講談社(ISBN 4062581760)も「ブルンナー派」です。特に大野氏はドイツ現代史・経済史専攻の京都大学名誉教授で、ドイツ語は理解しているはず(2005年物故したので確認のしようがないが)ですので、「英語から訳したらブルンナー」といった単純な話ではない、と考えています。--にごう 2006年5月1日 (月) 07:19 (UTC)返信

IP氏がコピペで「カルテンブルナー」の記事を作ってしまいましたが、本文中にまで(カルテンブルンナーではなく、カルテンブルナーが正解。)などという表記をしてましたので、それはちょっとおかしいだろうと言うことで一言書いた次第です。私もドイツ語には詳しくないのですが、たとえば、「Königstiger」を今どのように表記するかというと、「ケーニヒスティーガー」ですね。でもちょっと前には「ケーニヒスティーゲル」と書いたものも多数ありました。また、戦車専門誌の「パンツアー」では「ケーニクスティーガー」と現在でも表記しています。これはドイツ語でもその地方により読み方が違う場合がある、と聞いた記憶があります。このような事例もあるのですから、あれが間違いでこれが正しい、とは言い切れないのでしょうか。特にこの「Kaltenbrunner」だと、読み方の速度などでも変わってくる場合があるのではないかと思います。--STB-1 2006年5月1日 (月) 09:47 (UTC)  追記:必ずしも妥当性の論拠とはならないのですが、googleでは「カルテンブルナー」11件、「カルテンブルンナー」125件という結果でした。--STB-1 2006年5月1日 (月) 22:31 (UTC)返信

Hartmannです。戻すことに了解いたします。「カルテンブルナーとも呼ばれる」を付け加えます。蛇足ですが彼の名前は、Kalten-brunnen-er に分解出来ます。これは冷たい鉱泉水とも訳せます。Hartmann,02.05.2006

ドイツ語版からの翻訳と、英語版、公文書を参考にした加筆ですが、彼を捕らえたのはドイツ語版ではイギリス軍になっていますが、その他の資料ではシュタイエルマルクで米軍が捕らえたとされています。どなたか確かな原典をお持ちの方、ご確認お願い致します。
ブリキ 2006年5月2日 (火) 22:27 (UTC)返信

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