ノート:数学者の一覧

最新のコメント:3 年前 | トピック:201702 | 投稿者:Yonest

物理学者の一覧」方式で「数学者の一覧」を作る提案 編集

提案 編集

「数学者の一覧」記事は数年前にその必要性に関して大分活発な議論が行われ、その時は「Category:数学者」へのリダイレクトですますことで決着したようです。 しかし、その時にあって議論の対象となった「一覧」2006年11月16日 (木) 20:17 (JST)は数学者名を生年順に並べただけのもので、これではCategoryと同じで、「一覧」の存在理由はあまりありません。 それに対し、ここで採用を提案している「物理学者の一覧」方式では見ていただくと分かる通り、「物理学者名-国籍-(生年-歿年)-事績の標語的説明」で構成されています。 こうすることにより、「物理学者の一覧」は例えば近代物理学の黎明期に新しい物理学の創始に活躍したプランク、アインシュタイン、ボーア、パウリ、などなどの懐かしい名前をながめ、その年齢差を考えながら議論の様子を思い浮かべて思いをはせることも出来、よい読み物の役割も果たします。 Category では名前以外の情報を入れることは難しいでしょうから、索引的にしか使えません。

そこで同じ方式で「数学者の一覧」が出来れば、やはり同じような楽しい読み物が出来るであろうと期待しています。 私は旧制中学生の時に高木貞治の『近世数学史談』に出会い、そのとりことなったものです。 旧制高校から大学に進学する際に「数学科」も1つの選択肢でしたが、自分には数学で身を立てるだけの才能はないと悟って、才能に乏しくてもつぶしが利きそうな「物理学科」に進学したものです。 しかし、数学は中学生以来ずっとファンでした。 そこでこの様式で「数学者の一覧」が出来れば、「近世数学史談」の世界が登場人物の年齢差が分かる形で展開することを大いに期待するものです。

いくつか技術的なことを付け加えます。 1つは「数学者の数は限りなく多いので1つ1つ追加していてはとてもメンテナンスは出来ません」という意見についてです。 しかし「物理学者の一覧」の冒頭部分を見ていただくと分かるとおり、そちらでは「物理学の歴史を彩る、世界の有名な物理学者を一覧する」と限定してあります。 そして近現代の物理学者についてはかなり厳格な基準を設けてあります。 こうして「物理学者の一覧」に載せるべき物理学者はかなり限定され、有志のものが1つずつ追加していって、現在では一定の纏まりをもつ役に立つものが出来たと自負しています。 「数学者の一覧」も同じように限定することで私のようなファンが1つずつつ追加することでも一応役立つものは出来、自動編集にたよらなくても充分にメンテナンスが出来ると思っています。

ただ、その際にまだ「世界の数学史を彩る」ほどの仕事はしていない数学者が問題になりますが、それは日本の大學で数学を研究・教育している人、もしくは外国の大學にいる日本人数学者であれば、物理の場合と同じように「日本の数学者の一覧」という記事を別に作ってそこを受け皿にすればよいと考えます。 その際、「数学者の一覧」に挙げられた日本の数学者はこちらにも重複して登載するのがよいと考えます。 こちらでは「日本の数学者」を網羅する必要はなく、Wikipedia で記事をたてられている数学者だけで充分だと思います。 また日本語版では外国の大學の数学科の外国人先生まで気にすることはないでしょう。

ここから先は私の考える「数学者の一覧」の小さいサンプルを作って見て頂くのがよいのでしょうが、この欄は以前に大議論をしてリダイレクトにしたという因縁がありますので、すぐには差し控えます。 お認め頂けるのであれはサンプルを作りますので、ご意見をお寄せ下さい。--Midz 2009年5月5日 (火) 04:52 (UTC)返信

正直なところ、後述する理由で私はあまり乗り気ではないのですが、物理学者の一覧で実績のある Midz さんが主導されるのであれば、強くは反対致しません。以下、気になる部分について述べます。
  • まず、Category:19世紀の数学者などの、時代別数学者カテゴリは、生年順に並べられており、10年単位で区切られてもいます。そのことは御存知でしょうか。そうしますと、一覧の優位性は各々の人物に付ける一言のみになろうかと思いますが、それが良い読み物となる読み手は、元々相当な知識を持っている方に限られてしまうでしょう。きちんとした読み物としては、数学史などにゆだねるという考え方もできます。
  • 「厳格な基準」とおっしゃいますが、「評価の定まった」や「世界の数学史を彩る」は相当に主観が入るものと思われます。現に、物理学者の一覧の近年の部分はやはり日本人が多く、何らかのバイアスがかかってはいませんでしょうか。私でしたら、数学者をセレクトするなど畏れ多くてできませんし、近年の日本人ならなおさらです。公平なセレクションのためには、数学全般の広い知識が必要でもありましょう。Midz さんがいつまでもメンテナンスできるのではないことにも留意が要ります。
  • 同様の理由により、問題の多そうな「日本の数学者一覧」の作成には、当面は明確に反対します。
上の方で言われていることですが、まずはPortal:数学/数学者一覧などポータルのサブページで始められてはいかがでしょうか。そちらならば、記事の体裁を気にする必要はありませんし、例えばこのような方法を指南することも自由です。見通しが立てば、然る後に通常の記事に移行することも可能でしょう。--白駒 2009年5月7日 (木) 16:01 (UTC)返信
ご意見有難うございました。 答えします。
  • 時代別数学者カテゴリは拝見しています。 しかし、あれは単に生年順に並んでいるだけで、生年-歿年、出身国の記載もまったくありませんので、索引としては使えますが、それを眺めていろいろと思いを巡らすには不適当です。 例えば、19世紀前半の数学界を牛耳っていたフランス学士院の数学者はどんな年齢構成の人々だったか、アーベルの訃報を読んだガウスは何歳であったか、などの想像を膨らますことが出来るのも、カテゴリではカバー出来ないこの方式の一覧のよい点です。 それから活躍した世紀で分けているのも時代別数学者カテゴリの欠点の1つだと思います。 その補いのため、前世紀に生年をもつ人も最初に並べるなどのご苦心をしておられますが、それよりは1つの「一覧」に纏めた方が役立つと思います。
  • 「評価の定まった」や「世界の数学史を彩る」は相当に主観が入るのは個々の数学者については確かだと思います。 私の考えているのは大學一般教養あたりまでの数学教科書や一般向け数学史の本などに名前が出てくる数学者を並べることです。 そうするとおのずと衆目の一致する名前の集合が出来るのではないでしょうか。 それではすまないのが近現代の数学者ですが、それにはノーベル賞に匹敵する賞、例えばフィールズ賞、それに近年に出来たアーベル賞などを選別に活用したらいかがでしょうか。 いずれにしてもこれらを併用することで、かなり客観的な名前寄せが出来るものと思います。
  • 「物理学者の一覧」では近年の部分はやはり日本人の割合が多く、何かバイアスがかかっている、というのはご指摘の通りです。 それは日本人物理学者には外国人には適用しない「文化勲章」、「日本学士院恩賜賞」受賞者が枠として余分に付け加えてあるからです。 そのため、寺田寅彦の「X線の結晶透過」など、当時のヨーロッパの第一線の研究と肩を並べる研究であることは確かですが(ノーベル賞に輝くラウエのX線回析実験は1912年、寺田の実験は1913年発表)、それが「物理学の歴史を彩る」とまで言えるかどうかは微妙というものも入ってきました。 しかし、これは日本語版のWikipedia では許されるものと考えます。
  • それから上述「数学者の一覧」をつくるのであれば「日本の数学者の一覧」も是非作りたいと考えています。 これは「日本の数学者」を網羅した一覧ではなく、むしろ「日本の数学者のページの一覧」とでも言うべきものです。 上の基準で「数学者の一覧」を作りますと、時代別数学者カテゴリに入っている日本人数学者も大部分はそこから外れます。 そこで近現代の日本にはどうのような数学者の人々が活躍しているのかを一目で眺めてみようというのがこの一覧の趣旨です。 ですから誰かがページを書くだけの価値をもつと考えた数学者を集めるだけで充分意味を持つと考えます。 特に明治時代に日本に洋式数学を導入した先生方について一望するのにはここが一番相応しい場です。
  • Portal:数学のサブページで始めたら?とのお勧めに対しては、ポータルのサブページにつくる意味が理解できませんので、今のところその気はありません。
大体、以上です。 ご理解頂ければ幸いです。 --Midz 2009年5月8日 (金) 03:52 (UTC) 返信
私からはあと一点だけ。「日本の数学者一覧」はウィキペディアに記事がある全ての方を含む予定でしょうか。大変カドが立つことなのであまりはっきりとは言いたくなかったのですが、それでは一覧としては粗悪に過ぎます。「誰かがページを書くだけの価値をもつと考えた数学者を集めるだけで充分意味を持つ」とおっしゃいますが、ウィキペディアのことを良く知らない読者が一覧に何かオーソライズされた意味があると勘違いすることは容易に想像でき、それは読者にとっても一覧に載せられた(or 載せられていない)一部の方々にとっても不幸なことです。集めるだけならば、それこそカテゴリで十分ではありませんか。--白駒 2009年5月11日 (月) 15:27 (UTC)返信

数学史の副次的なトピックとして一覧を作るということならばそれほど問題はないと思います。一方、現代数学に属する数学者、および日本の数学者を含める/それらの一覧をつくることについては白駒さんが上であげられている理由により、やらない方がいいと僕も思います。つまり「歴史上の数学者の一覧」とはっきり限った方が良いだろうということです。妥当な切れ目はヒルベルトあたりでしょうか。フィールズ賞やその他の賞については個々の賞の記事にリンクすれば十分のはずです。--Makotoy 2009年5月11日 (月) 19:10 (UTC)返信

  • まず白駒さんにお答えします。 『「日本の数学者の一覧」はウィキペディアに記事がある全ての人を含む予定でしょうか』とのご質問ですが、私にはその気はありません。 この「一覧」も最初はまずMakotoyさんがつくられた2006年11月16日 (木) 20:17 (JST)の中の日本人数学者を並べて、それに私の関心のある数学者を加えて編集し、あとは成り行きに任せる積もりです。 「日本の物理学者の一覧」も最初は玉石混交だった「物理学者の一覧」を玉だけにしぼる際に、中の日本人物理学者の、特にはみ出す人の受け皿を意図してつくったものですが、そののち自ずからそれなりに生長して、今ではかなり有用で楽しいものになっていると考えています。 時には首を傾げたくなる人が載ることもありますが、それも放置しておいても全体的には適当なところに収まってきています。 この「日本の数学者の一覧」は「日本の数学」を情緒的に知る上では欠かせないものです。 日本の数学者の世界をその分野動向を含めて「一覧」する楽しみはカテゴリでは味わえません。
  • 白駒さんのご心配の1つは、読者がこの一覧に何かオーソライズされた意味があると勘違いするということですが、それはウィキペディア記事すべてに言えることで、次第に慣れて認識を改めてもらうしかないでしょう。 でも、それによっ載せられた、OR載せられていない一部の人々にとって不幸なこと、というのは思い過ごしだと思います。 私自身は物理学者の端くれで、数学者の友人もいますので、数学者の気持ちもある程度理解出来る積もりですが、当事者の数学者はこの一覧に載るかどうかをまったく気にはしないであろうと考えています。
  • 次に「数学者の一覧」について Makotoyさんは現代数学や日本の数学者をはぶくことを提案しておられますが、同意致しかねます。 ご提案の根底には載せるべき数学者を「選択」することへの違和感がおありのようにお見受けしますが、それについては一応の配慮をしている積もりです。 つまり「数学者の一覧」では「文化勲章」や「フィールズ賞」により選択が素人でも出来るようにし、「日本の数学者の一覧」では選択せずにみんな受け入れるという方針にしてあります。 これにより前者ではかなり客観的選択が可能と思いますが如何でしょうか。
  •  要するに私の提案は「物理学者の一覧」および「日本の物理学者の一覧」と同じようなものを「数学者」でもつくって、眺めて楽しみたいということです。 何かはっきりした大きな弊害があるということならば別ですが、そうでなければお認め頂けると幸いです。--Midz 2009年5月13日 (水) 05:13 (UTC)返信
◆私が気になる点は全て申し上げました。誰かが「認める」という性質のことではありませんし、一度作成してみて頂ければと思います。--白駒 2009年5月18日 (月) 21:25 (UTC)返信

作成作業を始めます 編集

コメント有難うございました。 前回お答えしてから大分時間が経ちましたので、これ以上ご意見がなければそろそろ作成作業を始めようかと思っていた矢先に白駒さんのコメントをいただき、よいきっかけとなりました。 作業は手仕事ですので形を整えるのに少々時間がかかります。 気長に見守って下さるようお願いいたします。--Midz 2009年5月19日 (火) 03:37 (UTC)返信

物理学者の一覧と同様のものであれば作成には反対します。正直あれのどこに自負するような内容があるのかまったく理解に苦しみます --2009年5月19日 (火) 12:21 (UTC)

一応の作業が終わりました 編集

最初に復元した「一覧」のリストに基づいての作業を一応終わりました。 これからは時間を掛けて手入れして、よりよいものにする段階です。 有志の方がどしどし手入れして下さることを望みます。 私はまずは「日本の数学者の一覧」の形を整える作業に移りますのでよろしくお願いします。--Midz 2009年5月22日 (金) 06:29 (UTC)返信

19世紀生まれと20世紀生まれは数が多く、見にくいので、10年ごとに空行を挿入してみました。 これで少しでも見やすくなったと感じて頂ければ幸いです。 --Midz 2009年6月7日 (日) 10:54 (UTC)返信

201702 編集

数学史に名を残す女性数学者として一番最初に名前が挙がるネーターをすっぽかしているというのが信じられない.(コロンの右側の)コメントに統一感が無くところどころ怪しいのもある.新規作成 (利用者名) 会話2017年2月26日 (日) 03:31 (UTC)返信

フィールズ賞を受賞したドリンフェルトを含む多数の有名な数学者が抜け落ちているし,なぜ入っているのか分からない数学者もいるし,とても見ていられないです.一体この恣意的なリストにどれだけの価値があるのでしょうか.あまりにもひどい20世紀はコメントアウトしました.新規作成 (利用者名) 会話2017年2月26日 (日) 09:42 (UTC)返信

2020年現在、望月教授の業績には懐疑的なものもあり、すでに評価が定まっているとは言えないため、コメントアウトします。--Yonest会話2020年5月6日 (水) 04:28 (UTC)返信

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