ノーフォーク海軍基地(ノーフォークかいぐんきち、Naval Station Norfolk)は、アメリカ合衆国バージニア州ノーフォークにあるアメリカ海軍の基地。世界最大の海軍基地であり、アメリカ艦隊総軍アメリカ海兵隊総軍および北大西洋条約機構変革連合軍が司令部を置いている。基地には13の桟橋、11の格納庫がある。

ノーフォーク海軍基地
ノーフォーク (バージニア州)

2012年12月撮影
座標北緯36度56.7分 西経76度18.8分 / 北緯36.9450度 西経76.3133度 / 36.9450; -76.3133座標: 北緯36度56.7分 西経76度18.8分 / 北緯36.9450度 西経76.3133度 / 36.9450; -76.3133
種類軍事基地
施設情報
管理者アメリカ合衆国の旗 アメリカ海軍
歴史
建設1917年7月4日
使用期間1917 - 現在
駐屯情報
駐屯部隊第2艦隊 (アメリカ軍)
ノーフォーク海軍基地に入港する空母ジョン・F・ケネディ
ノーティカスと戦艦ウィスコンシン

歴史 編集

1917年4月、第一次世界大戦の最中、かねてより計画されていた海軍基地の設立のための土地購入、建設購入の160万ドルの予算が可決された。用地は1907年にアメリカ大陸入植300周年を祝うジェームズタウン博覧会が行われた跡地を利用した。

1917年7月4日、ノーフォーク海軍基地は海軍運用基地として設立され、1918年までには34,000人の海兵が所属したが、大戦後は人員削減と待機状態がしばらく行われた。1939年第二次世界大戦がはじまり、航空機の新たな滑走路とそれに関するハンガー・基地、海上戦闘用の施設他、多数の司令部の機能が設立される。

1953年1月1日、正式にノーフォーク海軍基地に名称変更される。

1968年、基地内にアポロ7号の支援活動に参加した艦艇と航空機の指令を司る大西洋支援管理センターを置いた。

1990年代、冷戦後による軍縮のため基地施設を減らすなどの費用削減を行われ、1999年2月5日、ノーフォーク海軍航空基地と合併した。

2012年にかけて米艦コール襲撃事件アメリカ同時多発テロの度重なる襲撃テロを受け、1,250万ドル以上をかけてテロ対策を行った。

所属部隊及び艦艇 編集

ノーフォーク海軍基地は、4個空母打撃群とそれらに所属する艦船、補助・支援艦艇が母港としている。(2018年3月現在)

空母打撃群 編集

駆逐隊 編集

航空母艦 編集

ミサイル巡洋艦 編集

揚陸艦 編集

ミサイル駆逐艦 編集

原子力潜水艦 編集

軍事海上輸送司令部・大西洋(MSCLANT)所属艦船 編集

外部リンク 編集