ハイブリドーマ (hybridoma) とは、複数の細胞が融合してできた融合細胞のこと。特にモノクローナル抗体を産生する、B細胞骨髄腫がん細胞(ミエローマ)の融合細胞を指すことが多い。ハイブリドーマは通常の細胞培養からも低い頻度で得られるが、融合剤を用いて強制的に融合させる手法が一般的である。

融合法としては、当初はセンダイウイルスが引き起こす細胞融合が用いられたが、その後はポリエチレングリコール法や電気パルスによる電気融合法に代用された。

参考文献 編集

  • 岸本忠三「現代免疫物語」講談社ブルーバックス 2007年、ISBN 4062575515