ハナ英語: Hana, Maui Island)はアメリカ合衆国ハワイ州マウイ島の東端にある村で、マウイ島のキヘイなどの中心地から最も遠い所である。ハワイ王朝カアフマヌ女王誕生地、初めて大西洋飛行機で無着陸横断したチャールズ・リンドバーグ終焉地としても知られている。

マウイ島ハナの空中写真(2006年)
地図
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歴史 編集

 
ハワイ王朝時代ののハナ地区
 
現在のハナ地区

500~800年ごろ、ハワイ先住民マウイ島にも来たとされていて、15世紀にはピイラニ・ヘイアウ(Pi’i-lani Heiau)も作られた。[1] [2]

ハナでは、最初のサトウキビ農園が1849年に開かれている。1883年までには6つのサトウキビ農園があったが、1946年にはサトウキビ農園はすべて閉鎖されて、農園労働者は島の西方面へ移動した。同年に、カウイキ・イン(Ka-'uiki Inn)が開業してハナでも旅行業がスタート、これはその後現在のホテル・トラヴァアサ・ハナ(Hotel Travaasa - Hana)となっている。

1926年には、曲りくねって素晴らしい眺めのハナ・ハイウェイHana Highway)が開通し、石ころ道であったが、初めて車でハナへ来れるようになった。[3] 20世紀初頭には、ハナの人口がこれまで最高の3,500人に達した。2010年の人口調査では、ハナの人口は1,235人で、所帯数は390、家族数は252であった。

ハナには、ハナ高校・小学校(Hana High and Elementary School)ができている。

地理と気候 編集

ハナは北緯20度46分12秒 西経155度59分39秒 / 北緯20.77000度 西経155.99417度 / 20.77000; -155.99417座標: 北緯20度46分12秒 西経155度59分39秒 / 北緯20.77000度 西経155.99417度 / 20.77000; -155.99417に位置してる。マウイ島東部のハレアカラ山の東の麓にある。「ハナ国勢調査指定地域」になっていて、 それによると11.7平方マイル(30.3平方キロメートル)、その内10.5平方マイル(27.3平方キロメートル)は地面で、1.2平方マイル(3.0平方キロメートル、9.77%)は水面である。

気候的には、ハナは暑く、多雨で、廻りは熱帯雨林である。

交通 編集

ハナ空港(Hana Airport)へはハワイ島、カフルイ、オアフ島から定期便がある。全面舗装のハナ・ハイウェイ(Hana Highway)があり、曲りくねったすばらしい眺めの道路である。これが開通するまでは、空路または海路に寄った。

名所 編集

 
Hale O Pi' Ilani Heiauは近くの谷にある

ハナに関連した有名人 編集

参照項目 編集

脚注 編集

外部リンク 編集