ハヌッキーヤーハヌキヤחֲנֻכִּיָּה chănukkiyyāh, Hanukia, dos chanikes likht(-l), ドイツ語:Chanukka-Lampe)はハヌッカーで使用されるメノーラーの一種で、メノーラーが7枝であるのに対し、8枝(実際は9)であり、横に広がっている。「八枝の燭台」と翻訳されることがある。 8はハヌッカーの日数である。

様々なタイプのものがある。現在では電器製のものも多くなっている。ハヌッキーヤーはシナゴーグにも家庭にもある。

1. ブロンズ製、12世紀フランス (Musée de Cluny, Paris)
2. 黄 Yellow copper, 1900年頃 (ウクライナ・ポフレビシェ Pogrebishche のシナゴーグ)
3. 製?、中世 (所有:Dr. Albert Figdor, Vienna)
4. 黄銅、1900年頃 (パードヴァのシナゴーグ, Italy)
5. 銀・ブロンズ製、17世紀 (所有:Jacob H. Schiff. New York)
6. 銀製、19世紀後期 (collection of the late Rabbi Benjamin Szold, Baltimore)
7. ブロンズ製、15世紀イタリア (Victoria and Albert Museum, London)
8. 銀製、イギリス?、16世紀 (所有:E. A. Franklin, London)
9. 銀製、17世紀ニュルンベルク (possession of N. S. Joseph, London)
10. 銀製、1900年頃 (possession of Maurice Herrmann, New York).

初日には下記のシャンマーシュを利用し、最も左の部分、あるいは右から1本目に点火し、8日目には9本全部に点火する。

シャンマーシュ 編集

両側に広がる8つの枝、あるいは皿のほかに、中央の高くなった部分にシャンマーシュという部分がある。これは点火用に使われる(あるいはその蝋燭や火のことをシャンマーシュという)。

画像:
1999年のアメリカの切手

関連項目 編集