ハルバート・フィールド

ハルバート・フィールド: Hurlburt Field)は、フロリダ州メアリー・エスター英語版に位置するアメリカ空軍の基地である。ハルバート・フィールド空軍基地とも呼ばれる。アメリカ空軍の特殊作戦飛行部隊を統轄する空軍特殊作戦コマンド司令部が所在している。

ハルバート・フィールド
Hurlburt Field
IATA: ? - ICAO: KHRT
概要
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 フロリダ州メアリー・エスター英語版
種類 軍用
運営者 アメリカ合衆国空軍の旗 アメリカ空軍
標高 11.5 m (38 ft)
座標 北緯30度25分40秒 西経103度19分20秒 / 北緯30.42778度 西経103.32222度 / 30.42778; -103.32222座標: 北緯30度25分40秒 西経103度19分20秒 / 北緯30.42778度 西経103.32222度 / 30.42778; -103.32222
公式サイト www.hurlburt.af.mil ウィキデータを編集
地図
ハルバート・フィールドの位置
ハルバート・フィールドの位置
HRT/KHRT
ハルバート・フィールドの位置
ハルバート・フィールドの位置
HRT/KHRT
ハルバート・フィールドの位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
18/36 2,926×46 コンクリート
ヘリパッド
番号 長さ×幅 (m) 表面
H18 490×27 コンクリート
出典:FAA[1]
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概要 編集

ハルバート・フィールドは、エグリン・フィールド英語版(現エグリン空軍基地)の第9補助飛行場として建設され、第二次世界大戦勃発後は主に航空機やロケットなどの研究開発および実験場として使用された[2]。第二次世界大戦後は航空部隊基地としての運用が停止されたが、1947年にアメリカ陸軍航空軍からアメリカ空軍が独立すると、1948年1月13日に基地名がドナルド・ウィルソン・ハルバート(Donald Wilson Hurlburt)中尉にちなみ、ハルバート・フィールドへ改称された。

1955年4月1日に第17爆撃航空団英語版の配備に伴い基地は再活性化され、1961年4月14日にはベトナムでの対ゲリラ戦を行う第4400戦闘乗員訓練飛行隊英語版が配備された[2]。1962年4月には第319航空コマンド飛行隊英語版が再編成されたほか、1976年にUH-1NCH-3E輸送ヘリコプターを運用する第20特殊作戦飛行隊英語版が再編成された[2]。1987年8月1日にはイリノイ州スコット空軍基地から空軍特殊作戦コマンドが移駐している[3]

所在部隊 編集

空軍特殊作戦コマンド隷下
アメリカ空軍戦闘センター隷下
第15空軍英語版隷下
  • 第800レッドホース群
    • 第820レッドホース中隊
第16空軍英語版隷下
資材軍団隷下
予備役軍団隷下
  • 第556レッドホース中隊
フロリダ空軍州兵英語版隷下

脚注・出典 編集

  •   この記事にはパブリックドメインである、アメリカ合衆国連邦政府が作成した次の文書本文を含む。空軍歴史調査局(英語版).
  •   この記事には現在パブリックドメインとなったHurlburt Fieldからの記述が含まれています。
  1. ^ Airport Diagram – Cannon AFB (KHRT)”. Federal Aviation Administration (2019年7月18日). 2019年7月28日閲覧。
  2. ^ a b c イカロス出版 世界の航空戦力 アメリカ空軍 134頁-135頁 「アメリカ空軍の基地」
  3. ^ Air Force Special Operations Command Brief History > Air Force Special Operations Command > Display”. 2016年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月25日閲覧。

外部リンク 編集