ハーゲン弦楽四重奏団(ハーゲンげんがくしじゅうそうだん、Hagen Quartett)は、モーツァルテウム管弦楽団の首席ヴィオラ奏者オスカー・ハーゲンを父に持つ4人の兄弟(ルーカス・ハーゲンアンゲリカ・ハーゲンヴェロニカ・ハーゲンクレメンス・ハーゲン)によってオーストリアザルツブルクで結成された弦楽四重奏団である。当地では早くからその実力を認められていたが、4人兄弟の若い方がより才能があるということはよく言われていた。事実、ハーゲン弦楽四重奏団としてプロ活動をはじめる時には、長女で第2ヴァイオリンのアンゲリカ・ハーゲンはキャリアを断念した。

ハーゲン弦楽四重奏団
Hagen Quartett
基本情報
出身地  オーストリア
ザルツブルク州 ザルツブルク
ジャンル 弦楽四重奏
活動期間 1981年 -
レーベル ドイツ・グラモフォン
Myrios Classics
メンバー ルーカス・ハーゲン (第1ヴァイオリン)
ライナー・シュミット (第2ヴァイオリン)
ヴェロニカ・ハーゲン (ヴィオラ)
クレメンス・ハーゲン (チェロ)
旧メンバー アンゲリカ・ハーゲン (第2ヴァイオリン)
アネッテ・ビク (第2ヴァイオリン)

ロッケンハウスでは、1981年に審査員賞と観客賞を受賞し、その翌年ポーツマス弦楽四重奏コンクールで優勝。ドイツ・グラモフォンから数々のアルバムを発表している。

第2ヴァイオリンはアンゲリカから、アネッテ・ビク(Annette Bik)、そして現在のライナー・シュミットに交替したが、彼らはみなザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学でヘルムート・ツェトマイヤー教授の元で学んでいる。84年にはザルツブルク音楽祭にデビューした。4人は現在モーツァルテウム音楽大学の教授でもある。

2011年、結成30周年を機にドイツ・グラモフォンを離れ、ドイツのmyrios classics レーベルに移籍。

メンバー 編集

外部リンク 編集