ハーラル・エーヤスナプ

ハーラル・エーヤスナプ(Harald Søltoft Agersnap 1899年3月2日 - 1982年1月16日)は、デンマーク作曲家指揮者チェリストピアニストオット・マリングカール・ニールセンと父のハンス・エーヤスナプの下で学んだ。

ハラール・エーヤスナプ
Harald Agersnap
基本情報
生誕 1899年3月2日
死没 (1982-01-16) 1982年1月16日(82歳没)
ジャンル クラシック
職業 作曲家チェリストピアニスト指揮者

生涯 編集

エーヤスナプは1914年から1917年まで在籍したデンマーク音楽アカデミーで音楽の勉強を開始した。オーケストラのチェリストとしてのキャリアを歩み始めるが、それ以前には1926年から1929年にかけて王立劇場で、1929年から1930年にはコメディ・ハウスで指揮者を務めていた。1932年から1938年の間にはアマチュアの男声ベルカントを率いた。王立劇場とは1931年からピアニストとしても関係を持つようになる。1934年に合唱指揮者となり、1966年までその職に留まった[1]

作曲家としては多数のジャンルで活躍した。舞台『Aladdin』、『Gildet på Solhaug』、『Prinsessen og det halve kongerige』に曲を書いている。他にも生涯に室内楽、管弦楽、そして90曲を超える歌曲を生み出した[1]

草稿はデンマーク王立図書館に収蔵されている。

私生活 編集

1926年9月27日にコペンハーゲンで理学療法士のゲアトルズ・マゲプラングと結婚した[1]

主要作品 編集

  • Nips (バレエ 1920年)
  • Aladdin (劇音楽 1925年)
  • Gildet på Solhaug (劇音楽 1924年)
  • Prinsessen og det halve kongerige (劇音楽 1927年)
  • Og Pippa danser (劇音楽 1930年)
  • 舞踏のリズムによる組曲 (管楽五重奏 1931年)
  • ヴィオラとピアノのためのソナタ (1931年)
  • フルート、ヴァイオリンとチェロのためのインターリュード (1936年)
  • Sonatine inversa (チェロとピアノ 1937年)
  • 管弦楽伴奏オーボエのための3つの小品 (1938年)
  • Intrada festivo (管弦楽 1938年)
  • Agave (管弦楽伴奏合唱 1939年)
  • Pigen fra Kaas (管弦楽 1941年)
  • 弦楽四重奏曲第1番 (1943年)
  • 弦楽四重奏曲第2番 (1947年)
  • 語学の謝肉祭 (オペラ)
  • 約90曲の歌曲
  • 室内楽曲
  • ピアノ曲

出典 編集

  1. ^ a b c Harald Agersnap”. Den Store Danske. 2014年2月20日閲覧。

外部リンク 編集