バサスペイン語: Baza)は、スペインアンダルシア州グラナダ県ムニシピオ(基礎自治体)。

Baza

  


 アンダルシーア州
 グラナダ県
面積 545 km²
標高 844m
人口 20,664 人 (2014年)
人口密度 37.92 人/km²
住民呼称 bastetano, na
Bazaの位置(スペイン内)
Baza
Baza
スペイン内バサの位置
Bazaの位置(グラナダ県内)
Baza
Baza
グラナダ県内バサの位置

北緯37度29分00秒 西経02度46分00秒 / 北緯37.48333度 西経2.76667度 / 37.48333; -2.76667座標: 北緯37度29分00秒 西経02度46分00秒 / 北緯37.48333度 西経2.76667度 / 37.48333; -2.76667

歴史 編集

 
バサの貴婦人

バサの名は、ローマ人がつけたバスティ(Basti)に由来するが、この名は明らかにイベリア人の時代から知られていた。古代にはバステタニア(Bastetania)、バスティタニア(Bastitania)とこの地域が呼ばれていたからである。1971年、イベリア文化の存在を示すバサの貴婦人スペイン語版が、古代バスティのネクロポリスから発掘された。ローマ時代のバスティは、ヒスパニア・タッラコネンシスに属する商業中心地だった。306年にはキリスト教の司教座が置かれ、サン・マクシモ教会は西ゴート王国時代にも聖堂が置かれた伝統的な位置を占めていた。

アラブ支配時代には、聖堂はモスクに変えられた。都市の名も変えられ、medina BasthaまたはBatzaと呼ばれていた。やがて太守国が乱立するようになると、ムルシアの太守国との国境の地となった。グラナダ王国時代は、人口50,000人を抱える、王国の主要都市であった。1489年、7ヶ月もの頑強な抵抗の末、バサはカスティーリャ女王イサベルに降伏した。

経済 編集

サービス業が主体となっている。農業では、オオムギオリーブアーモンドが栽培されている。食肉や食肉加工品製造も盛んで、県外へ運ばれている。

外部リンク 編集