バタン諸島

フィリピンの諸島

バタン諸島(バタンしょとう、Batanes Islands)はフィリピン最北部の諸島。ルソン島の北にあり、バタネス州を構成する。南のバリンタン海峡をはさんでバブヤン諸島カガヤン州の一部)が、北のバシー海峡をはさんで台湾がある。

バタン諸島
ルソン島と台湾の間の諸島

概要 編集

大きな島はイトバヤット島バタン島サブタン島の三つで、人が住んでいるのもこの三つの島だけである。バタン島北部のバスコが一番大きな町で、マニラからの航空便もあるバタネス州の州都。北から南へ主な島の名を列挙すると以下となる[1]

  • マヴディス島(Mavudis) - 同州最北端にしてフィリピン最北端の島。別名ヤミ島(Y'Ami)。バシー海峡をはさんで約110km北には中華民国(台湾)に所属する蘭嶼がある。
  • ノース島(North)
  • マビューディス島(Mabudis)
  • ミサンガ島(Maysanga)
  • シアヤン島(Siayan) - 別名ディタレム島(Ditarem)。
  • イトバヤット島(Itbayat) - 人が常駐する島としてはフィリピン最北地である。南北に長く、北部に標高約270mの最高地点がある。南部に小規模な飛行場がある。周囲は崖地となっている。
  • ディオゴ島(Diogo) - 別名ディネム島(Dinem)。
  • バタン島(Batan) - 南北に長く、平面は亜鈴形である。北西部に、バスコという町があり、滑走路長約1,200mの飛行場が隣接している。
  • サブタン島(Sabtang)
  • イヴホス島(Ivuhos) - 別名ボハス島(Vuhus)。
  • デケイ島(Dequey) - 別名ディアデケイ島(Diadekey)

脚注 編集

  1. ^ 島々の名前は、グーグルマップグーグルアースから引用した。

関連項目 編集