バドガール(Bud Girls)とは、バドワイザーの柄を大きくデザインしたワンピースの衣装を着用した女性。その衣装はバドスーツと呼ばれる。

アメリカ 編集

 
カナダのスポーツイベントでのバドガール

バドワイザーガール(またはバドガール)はバドワイザーを製造するビールメーカーであるアンハイザー・ブッシュ宣伝モデルであり、実際の販売促進を行っている人をベースにして作られたキャラクターである。

バドガールの構想と名前は1883年から使われている。[1]

バドガールはテレビCMや紙媒体での広告で使われており、現地採用のモデルがバドガールのコスチュームでバーで販売促進活動を行っている。バドガールは性的に刺激的である一方できちんとした印象があり、喫煙、汚い言葉、刺青、ピアスや犯罪歴のある人の採用を避けている。[2]1990年代にはアンハイザー・ブッシュの販売会社が女子大生を採用し、大学構内のバーでバドワイザーの販促活動を行った。[2]

日本 編集

1990年代後半のテレビCMで、バドガールがビアガーデンウェイトレスとして登場、のちにバドスーツ姿の梅宮アンナが出演するCMも放送され話題となった。日本での初代バドガール(バドワイザーキャンペーンガール)は守口文子でポスターなどを担当。コスプレショップではバドスーツや、バドスーツをアレンジした衣装が販売され、バドガールを店員に据えた飲食店[3]や風俗店、バドスーツを着たら割引を行うビアガーデンも出現した。

脚注 編集

  1. ^ Heritage Slater Political Memorabilia and Americana Auction Catalog #619. Ivy Press. ISBN 9781599670126. https://books.google.co.jp/books?id=PYa2V-XSR8gC&pg=PA232&dq=%22bud+girl%22+1883&redir_esc=y&hl=ja 
  2. ^ a b James Hibber (1999年). “Barhopping with the Bud Girls”. Salon.com. http://www.salon.com/it/feature/1999/02/cov_01feature2.html 
  3. ^ バドワイザーカーニバルなど

関連項目 編集