座標: 北緯8度48分0秒 東経99度21分54秒 / 北緯8.80000度 東経99.36500度 / 8.80000; 99.36500

バーンナーサーン郡(バーンナーサーンぐん)はタイ南部・スラートターニー県の郡(アムプー

バーンナーサーン郡
位置画像
バーンナーサーン郡の位置
情報
タイ語名 อำเภอบ้านนาสาร
スラートターニー県
地理番号 8412
郵便番号 84120
統計
面積 839.3 km2
人口 68,345 人 (2005年)
人口密度 81.4 人/km2
行政
郡庁所在地 Na San
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名称 編集

バーンナーサーンとは田んぼの村という意味である。

歴史 編集

郡の歴史はラムプーン郡(タイ北部のラムプーンとは綴りは同じだが違う。)の時代までさかのぼることができる。ラムプーン郡は19世紀後半、現在のスラートターニー県南部の広大な地域を管轄していた。元々7つタムボンがありタムボン・バーンナー、タムボン・タールア、タムボン・コープケープ、タムボン・トゥンタオ、タムボン・イパン、タムボン・プラセーン、タムボン・パノムであった。1899年ラムプーン郡の南部が切り取られプラセーン郡パノム分郡となった。

元々、ラムプーン郡はナコーンシータンマラート県の管轄下にあったが、1906年、チャイヤー県(現・スラートターニー県)に移譲された[1]

1918年4月29日郡庁がタムボン・バーンナー(現・バーンナードゥーム郡)にあったので、郡の名前はラムプーンからバーンナーへと変更された。1938年7月1日郡庁がタムボン・ナーサーンに移動したため、1939年4月20日にバーンナーからバーンナーサーンへと名称が変更された[2]。1970年代バーンナーサーンは相次いで分離し、キエンサー郡ウィエンサ郡、バーンナードゥーム郡が分離して郡を形成した。

地理 編集

郡の東部はナコーンシータンマラート山脈の一部であり、タイロムイェン国立公園に指定されている。西部にはターピー川の形成した平地が広がる。郡の主な水源は同河川や、ラムプーン川などである。

交通はタイ国鉄が通っている。国道41号線が南北に延び、南はパッタルン方面と北はプンピン方面と通じる。国道44号線が東西に延びており西はアーオルック方面と東はカーンチャナディット方面と通じる。国道4009号線が北に延びスラートターニー方面と、国道4178号線が西北に延びておりバーンナードゥーム方面とつながっている。

経済 編集

郡内の主な産業は農業で、パラゴムノキの生産やランブータンやマンゴスチンなどの果物の生産が盛んである。

行政区分 編集

郡は11のタムボンに分かれ、さらにその下位に65の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。

  • テーサバーンタムボン・ナーサーン・・・タムボン・ナーサーン全体

また郡内には10のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。

  1. タムボン・ナーサーン・・・ตำบลนาสาร
  2. タムボン・プルピー・・・ตำบลพรุพี
  3. タムボン・トゥンタオ・・・ตำบลทุ่งเตา
  4. タムボン・ラムプーン・・・ตำบลลำพูน
  5. タムボン・ターチー・・・ตำบลท่าชี
  6. タムボン・クワンシー・・・ตำบลควนศรี
  7. タムボン・クワンスバン・・・ตำบลควนสุบรรณ
  8. タムボン・クローンプラープ・・・ตำบลคลองปราบ
  9. タムボン・ナムプ・・・ตำบลน้ำพุ
  10. タムボン・トゥンタオマイ・・・ตำบลทุ่งเตาใหม่
  11. タムボン・プームプーンサップ・・・ตำบลเพิ่มพูนทรัพย์
  

脚注 編集

  1. ^ “แจ้งความกระทรวงมหาดไทย” (Thai). ราชกิจจานุเบกษา เล่ม ๒๓ (ตอน ๑๘): หน้า ๔๐๘-๔๐๙. (๒๙ กรกฎาคม ๒๔๔๙). http://www.ratchakitcha.soc.go.th/DATA/PDF/2449/018/408_2.PDF. 
  2. ^ “พระราชกฤษฎีกาเปลี่ยนนามอำเภอ กิ่งอำเภอ และตำบลบางแห่ง พุทธศักราช ๒๔๘๒” (Thai). ราชกิจจานุเบกษา เล่ม ๕๖ (ตอน ๐ ก): หน้า ๓๕๔-๓๖๔. (๑๗ เมษายน ๒๔๘๒). http://www.ratchakitcha.soc.go.th/DATA/PDF/2482/A/354.PDF. 

外部リンク 編集