バーンムーンナーク駅

タイの鉄道駅

バーンムーンナーク駅(バーンムーンナークえき、タイ語:สถานีรถไฟบางมูลนาก)は、タイ王国北部ピチット県バーンムーンナーク郡にある、タイ国有鉄道北本線である。

バーンムーンナーク駅
บางมูลนาก
Bang Mun Nak
ワンクラン (6.79 km)
(6.47 km) ホークライ
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
ピチット県
バーンムーンナーク郡
北緯16度1分43秒 東経100度22分52秒 / 北緯16.02861度 東経100.38111度 / 16.02861; 100.38111
駅番号 1093
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 一等駅
所属路線 北本線
キロ程 297.03 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 นา.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1907年1月24日
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概要 編集

バーンムーンナーク駅タイ王国北部ピチット県の、人口約4万8千人が暮らすバーンムーンナーク郡にある。駅の正面側は西向きであり、ナーン川の東側に位置する。クルンテープ駅バンコク)より297.03km地点に位置し、特急列車利用で3時間50程度である。

一等駅であり、1日当たり18列車(9往復)が発着しその内訳は、特急1往復、快速4往復、普通4往復である。一部の特急列車停車駅ではあるが、すべての列車が停車する訳ではないので、利用の際には注意が必要である。当駅を含むロッブリー駅より終点チェンマイ駅までは、単線区間である。

歴史 編集

1897年3月26日にタイ官営鉄道最初の区間が、クルンテープ駅-アユタヤ駅間に開業した[1]が、それから複数回に及ぶ延伸開業をへた10後の1907年1月24日に当駅を含むピッサヌローク駅まで延長され当駅も開業した[2]

駅構造 編集

単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

脚注 編集

  1. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25
  2. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.27

参考文献 編集

  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目 編集