パテ・ド・カンパーニュ

パテ・ド・カンパーニュ: pâté de campagne)はフランスの伝統的な料理[1]であり、パテ (料理)の一種。シャルキュトリーの代表的なメニューの1つである[2]

パテ・ド・カンパーニュとサラダの付け合わせ

概要 編集

田舎風パテの意であり[1][3]豚肉などの肉のミンチを用いたパテをパテ・ド・カンパーニュと呼ぶ[4]オードブルの定番料理として知られており、パテやテリーヌの料理のなかでも庶民的な料理、ポピュラーな料理である[3]

家庭料理であり、各家庭、各地方によってさまざまなレシピがある[4]。元々は屠殺した豚の余剰部位を用いた料理であった[4]

ブルターニュ風 編集

パテ・ド・カンパーニュ・ブルトンフランス語版: pâté de campagne breton)、ブルターニュ風パテ・ド・カンパーニュは豚肉と豚レバーを用いたパテ・ド・カンパーニュ[4]。肉のミンチは粗めに挽くのが特徴である[4]

出典 編集

  1. ^ a b 『四季dancyu 冬のレシピ』プレジデント社、2021年、115頁。ISBN 978-4833480833 
  2. ^ フレンチのあれこれTOPICS②”. 西部ガス. 2022年12月22日閲覧。
  3. ^ a b 「フランスの代表的料理」『ヨーロッパ5カ国語』 8巻、実業之日本社〈わがまま歩き旅行会話〉、2000年、182頁。ISBN 978-4408017099 
  4. ^ a b c d e アンドレ・パッション「Pâté de campagne breton [ブルターニュ風パテ・ド・カンパーニュ]」『フランス郷土料理』河出書房新社、2020年、331頁。ISBN 978-4309287805 

外部リンク 編集