パトリック・クイーンPatrick Queen, 1999年8月13日 - )は、アメリカ合衆国ルイジアナ州ベントレス英語版出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLピッツバーグ・スティーラーズに所属している。ポジションはラインバッカー

パトリック・クイーン
Patrick Queen
refer to caption
ボルチモア・レイブンズでのクイーン
(2021年)
ピッツバーグ・スティーラーズ #6
ポジション ラインバッカー
生年月日 (1999-08-13) 1999年8月13日(24歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ルイジアナ州ベントレス英語版
身長: 6' 0" =約182.9cm
体重: 230 lb =約104.3kg
経歴
高校 リボニア高等学校
大学 LSU
NFLドラフト 2020年 / 1巡目全体28位
所属歴
2020-2023 ボルチモア・レイブンズ
2024- ピッツバーグ・スティーラーズ
受賞歴・記録
オールプロ選出(計1回)
2nd(1回)
2023
プロボウル選出(1回)
2023
その他受賞・記録
NFL 通算成績
(2023年終了時点)
タックル 454
サック 13.5
フォースファンブル 5
ファンブルリカバー 6
パスディフレクション 15
インターセプト 4
ディフェンシブTD 1
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

経歴 編集

ハイスクール 編集

高校時代はラインバッカーランニングバックを兼任し、4年目のシーズンにはランニングバックとして1,487ラン獲得ヤード、19のラッシングTD、ラインバッカーとして66タックル、6つのパスディフレクションを記録した[1]

リクルート 編集

ESPNなどの主要サイトからは4つ星評価された。2016年2月28日に希望の進学先であるLSUからオファーを受けると、追加の大学訪問は行わずにLSUへの進学を決断した[2]

高校生アスリートのリクルート情報(アメリカのカレッジスポーツ)
氏名 出身 高校 / 大学 身長 体重 40 コミット日
パトリック・クイーン
LB
リボニア リボニア高等学校 6 ft 1 in (1.85 m) 204 lb (93 kg) 4.72 2016年2月27日 
リクルート スターレーティング英語版: ScoutN/A   Rivals:    247Sports:     ESPN:    ESPNグレード: 80
全リクルート順位:   Rivals: 214  247Sports: 298  ESPN: N/A
  • 注意: 多くの場合、Scout、Rivals、247Sports、ESPNの間で身長、体重が一致しない可能性がある。
  • これらの場合、平均をとっている。ESPNグレードは100ポイントスケールに基づいている。

出典:

カレッジ 編集

1年目の2017年シーズンは12試合に出場して6タックルを記録した。

2018年シーズンは40タックル、1サックを記録した。

2019年シーズン開幕前にはカレッジで最も優れたラインバッカーに贈られるバトカス賞の受賞候補ひ挙げられていた。シーズンでは69タックル、2.5サック、3つのパスディフレクション、1つのインターセプトを記録。クレムソン大学とのCFPナショナルチャンピオンシップでは8タックル、2.5ロスタックル、0.5サックを記録して優勝に貢献し、守備MVPを受賞した[3]。シーズン終了後、2020年のNFLドラフトアーリーエントリーした[4]

ボルチモア・レイブンズ 編集

プレドラフト測定結果
身長 体重






40Yrd



10Yrd




20Yrd
















6 ft 0+14 in
(184 cm)
229 lb
(104 kg)
31+58 in
(80 cm)
10 in
(25 cm)
4.50 s 1.58 s 2.64 s 35.0 in
(89 cm)
10 ft 5 in
(3.18 m)
18 回
All values from NFL Combine[5][6]

2020年のNFLドラフトにて全体28位でボルチモア・レイブンズから指名され、その後ルーキー契約を結んだ[7]。レイブンズがLSUの選手を指名するのは史上初であった[8]

2020年シーズン、第5週のシンシナティ・ベンガルズ戦で大学時代のチームメイトであるジョー・バロウからサックを記録。さらにファンブルロストから53ヤードのリターンTDを成功させ、勝利に貢献した[9]。この活躍により、AFCの週間最優秀守備選手に選出された[10]。第13週のダラス・カウボーイズ戦ではアンディ・ダルトンからキャリア初となるインターセプトを記録した[11]。シーズン全体で16試合に出場して106タックル、3サック、1つのインターセプト、2つのパスディフレクションを記録した。

2021年シーズンより背番号を48から6に変更した[12]。このシーズンは17試合に出場して98タックル、2サック、1つのパスディフレクションを記録した。

2022年シーズンは17試合に出場して117タックル、5サック、2つのインターセプト、6つのパスディフレクションを記録した。

2023年シーズン開幕前に、レイブンズから5年目の契約オプションを破棄された[13]。このシーズンは初のプロボウルに選出された[14]

脚注 編集

  1. ^ Kubena, Brooks (2019年9月20日). “Patrick Queen is the 'miracle baby' dedicated to LSU from birth; 'One of our best players'”. The Advocate. 2024年1月5日閲覧。
  2. ^ Patrick Queen, 2017 Outside linebacker”. Rivals.com. 2024年1月5日閲覧。
  3. ^ Just, Amie (2020年1月13日). “Patrick Queen-led defense helps LSU fend off Clemson”. The Advocate. 2024年1月5日閲覧。
  4. ^ Embody, Billy (2020年1月15日). “Patrick Queen declares for 2020 NFL Draft”. 247Sports.com. CBS Interactive. 2024年1月5日閲覧。
  5. ^ Patrick Queen Combine Profile”. NFL.com. 2024年1月5日閲覧。
  6. ^ 2020 Draft Scout Patrick Queen, LSU NFL Draft Scout College Football Profile”. draftscout.com. 2024年1月5日閲覧。
  7. ^ Karpovich, Todd (April 23, 2020). “Ravens Take Patrick Queen In First Round of NFL Draft”. Sports Illustrated. https://www.si.com/nfl/ravens/news/ravens-select 2024年1月5日閲覧。. 
  8. ^ Shaffer, Jonas (2020年4月24日). “Ravens select LSU linebacker Patrick Queen in first round of NFL draft: 'It was kind of a no-brainer for us'”. BaltimoreSun.com. 2024年1月5日閲覧。
  9. ^ Cincinnati Bengals at Baltimore Ravens – October 11th, 2020” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2024年1月5日閲覧。
  10. ^ Gordon, Grant (2020年10月14日). “Cardinals QB Kyler Murray, Steelers WR Chase Claypool among Players of the Week”. National Football League. 2024年1月5日閲覧。
  11. ^ Dallas Cowboys at Baltimore Ravens - December 8th, 2020” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2024年1月5日閲覧。
  12. ^ Oestreicher, Kevin (2021年5月18日). “Patrick Queen switching to No. 6, ditches No. 48” (英語). Ravens Wire. 2024年1月5日閲覧。
  13. ^ Reports: Ravens Decline Patrick Queen’s Fifth-Year Option” (英語). www.baltimoreravens.com. 2024年1月5日閲覧。
  14. ^ Ravens Have Seven 2023 Pro Bowlers” (英語). www.baltimoreravens.com. 2024年1月5日閲覧。

外部リンク 編集