パロパロ(paruparo)はフィリピン語で、本来蝶々という意味。日本のフィリピンクラブなどで働いている女性たちによって広まった言葉であるが、本来の意味からは離れ、お客さんまたはボーイフレンドに「パロパロしないでね」と使われるようになった。蝶々は花から花へとどんどん飛び移っていくその様子から、「浮気しないで」または「他のお店に行かないでね」という意味で使われるようになった。

フィリピンへ行ってパロパロと言っても蝶々という本来の意味でしか通じない。あくまでも来日経験のあるフィリピン人に通じる言葉である。フィリピン語で「浮気するな」とは全く別の言い方である。