ヒシラ・ヤミ(英:Hisila Yami 1959年6月25日 - )はネパール女性政治家革命家プラチャンダ内閣の観光・民間航空大臣。ネパール共産党毛沢東主義派(マオイスト)政治局員。夫は現在、同国首相を務めているバーブラーム・バッタライ。別名、パルヴァティー。前革命的全国女性連盟会長。制憲議会議員。ネワール族出身。

ヒシラ・ヤミ

カトマンズの生まれ。1982年インドデリーの設計建築学校を卒業し、イギリスで修士号を取得している。この間、インドで学生運動を始め、1981年には全印ネパール学生組合書記長を務めている。 [1] 1990年民主化運動ジャナ・アンドラン)の時期、ヤミは抵抗運動の指導的女性の中で最も注目を集め「今年の女性」にも選ばれた。同年には逮捕・投獄もされている。その後、地下に潜行し、政府とマオイストが平和交渉を進めていた2003年6月16日、久しぶりに公の場に姿を現した。

2005年はじめ、バーブラーム・バッタライらと同時に党指導部から降格させられたが、6月、政治局に復帰した。2007年4月1日、公共事業計画・労働大臣としてネパール暫定政府に加わった。2007年9月から12月にかけての毛派の政府に対するボイコットにつづいて、12月31日再び公共事業計画大臣に就任した。

2008年4月10日制憲議会選挙ではカトマンズ第7選挙区から立候補し、当選している。

2008年8月31日、プラチャンダ内閣の観光・民間航空大臣に就任。

マルクス主義毛沢東主義に立脚した急進的なフェミニズム理論家である。

脚注 編集

  1. ^ http://nepalreview.spaces.live.com/blog/cns!3E4D69F91C3579D6!643.entry