ビギンの島唄 〜オモトタケオ2〜

ビギンの島唄 〜オモトタケオ2〜』(ビギンのしまうた 〜オモトタケオ・ツー〜)は、BEGINの企画アルバム。2002年7月3日発売。発売元は、インペリアル・レコード。2006年6月21日、カセットテープでも発売。

ビギンの島唄 〜オモトタケオ2〜
BEGINスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル インペリアル・レコード
プロデュース BEGIN
チャート最高順位
BEGIN アルバム 年表
MUSIC FROM B.Y.G
2002年
ビギンの島唄 〜オモトタケオ2〜
2002年
ビギンの一五一会
2003年
『ビギンの島唄 〜オモトタケオ2〜』収録のシングル
  1. 島人ぬ宝
    リリース: 2002年5月22日
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解説 編集

2000年7月21日発表「ビギンの島唄 〜オモトタケオ〜」に続く、島唄を歌った第2弾アルバム。

「オモトタケオ」とは「BEGINが島唄を作る時にだけ現れる心の住人」と表現している架空の名前で、CDパッケージの裏ジャケット掲載の漢字では「於茂登岳男」となっている。なお、石垣島には「於茂登岳」(オモトダケ)という実在の山がある。

第1弾に引き続き、メンバーのふるさとがある八重山諸島が多く登場する作風が特徴のひとつ。前作では「竹富島」が具体的に歌われていたが、本アルバムでは「鳩間島」が歌われている。

発売された2002年は、1972年沖縄県本土復帰してから丸30年の記念イヤーであった。収録曲「島人ぬ宝」は、NHK沖縄「沖縄本土復帰30周年イメージソング」に起用され、同年大晦日の『第53回NHK紅白歌合戦』に出場。当日は、ステージで歌う前に比嘉が方言で、沖縄に向けメッセージを届けた[1]

商品名がそのままタイトルに織り込まれた「オジー自慢のオリオンビール」は、「オリオンビールCMソングに起用、のちに3パターンのカラージャケットで「オジー自慢のオリオンビール (エイサー・バージョン)」(2003.2.20)というタイトルで沖縄限定販売。このエイサー・ヴァージョンは、『BEGIN シングル大全集』(2005.2.23)にも収録。沖縄県出身のプロ野球選手である又吉克樹山川穂高が、この楽曲を登板・打席入り時の登場曲として使用した。また対となる曲「オバー自慢の爆弾鍋」は、発売から10年後の2012年に、この曲を題材にされた同名の特撮テレビドラマ沖縄テレビ放送(OTV)で全13回放送された。

ラスト・ナンバーには "三線練習用" とサブ・タイトルの付いた「カンカラ三線うむしるむん」を収録。本作はCDには「工工四(くんくんしー)楽譜(工尺譜)」が封入されている。

収録曲 編集

CD
全作詞・作曲: BEGIN(※特記以外)、全編曲: BEGIN。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「島人ぬ宝」BEGIN(※特記以外)BEGIN(※特記以外)
2.「くにぶん木の花」BEGIN(※特記以外)BEGIN(※特記以外)
3.「恋の島 鳩間島」BEGIN(※特記以外)BEGIN(※特記以外)
4.「カンカラ三線うむしるむん」BEGIN(※特記以外)BEGIN(※特記以外)
5.「山原や」(※作詞・作曲: 仲地脩瑛)BEGIN(※特記以外)BEGIN(※特記以外)
6.「オジー自慢のオリオンビール」BEGIN(※特記以外)BEGIN(※特記以外)
7.「オバー自慢の爆弾鍋」BEGIN(※特記以外)BEGIN(※特記以外)
8.「カンカラ三線うむしるむん(三線練習用)」BEGIN(※特記以外)BEGIN(※特記以外)
合計時間:

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ まさに沖縄返還の年であった1972年第23回NHK紅白歌合戦』では、沖縄県出身の南沙織が出場している。南が歌う前には、司会者である佐良直美から「(沖縄本土復帰を)誰よりも喜んでいる方が紅組の中にはいます、南沙織さん」と紹介された。