ビクトリア・アザレンカ

ベラルーシのテニス選手 (1989 - )

ビクトリア・アザレンカ英語: Victoria Azarenka, ベラルーシ語: Вікторыя Азаранка, 1989年7月31日 - )は、ベラルーシミンスク出身の女子プロテニス選手。2012年2013年全豪オープン女子シングルスの優勝者であり、ベラルーシ人として初めて世界ランキング1位になった選手である。これまでにWTAツアーでシングルス21勝、ダブルス9勝を挙げる。自己最高ランキングはシングルス1位、ダブルス7位。身長183cm、体重66kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

ビクトリア・アザレンカ
Victoria Azarenka
ビクトリア・アザレンカ
基本情報
愛称 ビカ(Vika)
国籍  ベラルーシ[1]
出身地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
白ロシア・ソビエト社会主義共和国の旗 白ロシア・ソビエト社会主義共和国、ミンスク[1]
居住地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州マンハッタンビーチ
生年月日 (1989-07-31) 1989年7月31日(34歳)[1]
身長 183cm[1]
体重 66kg
利き手[1]
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2003年[1]
ツアー通算 30勝
シングルス 21勝
ダブルス 9勝
生涯獲得賞金 37,104,719 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 優勝(2012・13)
全仏 ベスト4(2013)
全英 ベスト4(2011・12)
全米 準優勝(2012・13・20)
優勝回数 2(豪2)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 準優勝(2008・11)
全仏 準優勝(2009)
全英 ベスト8(2008)
全米 2回戦(2009)
4大大会最高成績・混合ダブルス
全豪 準優勝(2007)
全仏 優勝(2008)
全英 準優勝(2018)
全米 優勝(2007)
優勝回数 2(仏1・米1)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 1位(2012年1月30日)
ダブルス 7位(2008年7月7日)
獲得メダル
テニス
オリンピック
2012 ロンドン 混合 ダブルス
2012 ロンドン 女子 シングルス
2020年8月30日現在

来歴 編集

アザレンカは母親の勧めで7歳からテニスを始めたが、家族の中でテニスをしているのはビクトリア1人だけである。2004年ウィンブルドンのジュニア女子ダブルス部門で優勝し、2005年には全豪オープン全米オープンのジュニア女子シングルス、全仏オープンウィンブルドンのジュニア女子ダブルスで優勝した。ジュニア女子ダブルスでは、アグネシュ・サバイとのコンビで2大会連続優勝を達成している。2005年から女子テニス国別対抗戦・フェドカップベラルーシ代表選手になった。

2006年から4大大会の本戦に出場し始め、全米オープンで初めての3回戦進出を決める。17歳のアザレンカは1回戦で第11シードのアナスタシア・ミスキナを破った金星の後、3回戦でアンナ・チャクベタゼに敗れた。全米オープンの後、2006年10月のウズベキスタンタシュケント大会で、アザレンカは同じベラルーシタチアナ・ポウチェク英語版とペアを組んでダブルス初優勝を飾り、シングルスでも準決勝まで進出した。

2007年全豪オープンで、ビクトリア・アザレンカはベラルーシの先輩選手マックス・ミルヌイとペアを組んだ混合ダブルス部門で決勝に勝ち進み、ベテランペアのダニエル・ネスター&エレーナ・リホフツェワ組に 4-6, 4-6 で敗れて準優勝になった。この年は全仏オープン以外の4大大会で3回戦に勝ち残る。全米オープン3回戦では元世界1位のマルチナ・ヒンギスを破った後、初進出の4回戦で2004年の優勝者スベトラーナ・クズネツォワに 2-6, 3-6 で敗れた。この後、アザレンカとミルヌイは混合ダブルスで全豪オープンに続く決勝進出を果たし、リーンダー・パエス&メガン・ショーネシー組を 6-4, 7-6 で破り、アザレンカはここで初めてのグランドスラム・タイトルを獲得した。

2008年全豪オープンで、アザレンカは初めて女子シングルスの「第26シード」に選ばれ、3回戦で大会前年度優勝者のセリーナ・ウィリアムズに敗れた。同大会では女子ダブルスで活躍し、シャハー・ピアーとペアを組んで決勝に勝ち進んだが、ウクライナの姉妹ペアであるアリョーナ・ボンダレンコ&カテリナ・ボンダレンコ組に 6-2, 1-6, 4-6 の逆転で敗れ、準優勝に終わった。全仏オープンでは、シングルスは4回戦でスベトラーナ・クズネツォワに敗れたが、混合ダブルスでボブ・ブライアンとペアを組み、決勝でネナド・ジモニッチ&カタリナ・スレボトニク組を 6-2, 7-6 で破って優勝した。これにより、アザレンカは混合ダブルスで全仏オープンと全米オープンの2冠を獲得したことになる。8月の北京五輪にもベラルーシ代表選手として初出場し、シングルス3回戦でビーナス・ウィリアムズに敗れた。

2009年1月、アザレンカはブリスベン国際決勝戦でマリオン・バルトリに 6-3, 6-1 で快勝し、女子ツアーシングルス初優勝を達成した。同年の全仏オープンで、アザレンカは初めてのシングルス・ベスト8に入り、女子ダブルスでエレーナ・ベスニナと組んで準優勝した。アザレンカとベスニナは、決勝で2連覇を目指したスペインペアのビルヒニア・ルアノ・パスクアル&アナベル・メディナ・ガリゲス組に 1-6, 1-6 で完敗した。この年は女子ツアーでシングルス3勝・ダブルス2勝を挙げ、彼女はシングルス・ダブルスともに世界ランキングトップ10入りを果たした。

2010年はシングルスで4回決勝に進出し2大会で優勝、2大会で準優勝した。2011年の全豪オープンではシングルスは4回戦で敗退したが、マリア・キリレンコと組んだダブルスで3年ぶりの決勝に進出した。決勝では第1シードのヒセラ・ドゥルコ&フラビア・ペンネッタ組に 6-2, 5-7, 1-6 の逆転で敗れ4大大会ダブルス初優勝を逃した。

2011年のマイアミ大会とマルベーリャ大会で2週連続優勝を果たした。5月のマドリード大会では決勝でペトラ・クビトバに 6–7(3), 4–6 で敗れたが、大会後のランキングで4位となりナターシャ・ズベレワの5位を超え、ベラルーシ人として最高位を記録した。ウィンブルドンでは4大大会シングルスで初めてのベスト4に進出。準決勝で優勝したペトラ・クビトバに 1–6, 6–3, 2–6 で敗れた。全米オープンでは3回戦でセリーナ・ウィリアムズに 1-6, 6-7(5) で敗れたが大会後のランキングで自己最高の3位を記録した。最終戦では初めての決勝に進出しペトラ・クビトバに 5–7, 6–4, 3–6 で敗れ準優勝となった。

2012年は初戦のシドニー国際で優勝し、全豪オープンでは、4大大会初の決勝進出。決勝で、マリア・シャラポワに 6-3, 6-0 でストレート勝ち。4大大会シングルス初優勝となった。大会終了後のランキングでベラルーシ人として初めての世界ランキング1位になった。2月のドーハ大会と3月のインディアンウェルズ大会でも優勝した。続くソニー・エリクソン・オープン準々決勝でマリオン・バルトリに 3-6, 3-6 で敗れ、開幕からの連勝は26でストップした。全仏オープンでは4回戦でドミニカ・チブルコバに 2–6, 6–7 で敗れ優勝したシャラポワに1位を明け渡した。ウィンブルドンでは2年連続のベスト4に進出した。準々決勝でセリーナ・ウィリアムズに 3–6, 6–7 で敗れたがシャラポワが4回戦で敗退したことにより1位に復帰した。7月のロンドン五輪で2度目の五輪に出場した。シングルスでは準決勝でセリーナ・ウィリアムズに 1–6, 2–6 で敗れたが、準決勝敗退選手2名による「銅メダル決定戦」でロシアのマリア・キリレンコに 6-3, 6-4 で勝利し銅メダルを獲得した。マックス・ミルヌイと組んだ混合ダブルスでは決勝でローラ・ロブソン&アンディ・マリー組に 2–6, 6–3, [10–8] で勝利し金メダルを獲得した。全米オープンでは決勝でセリーナ・ウィリアムズに 2–6, 6–2, 5–7 で敗れ準優勝となった。

2013年全豪オープンでは決勝で李娜を 4-6, 6-4, 6-3 で破り大会連覇を果たした。全米オープンでは決勝において2年連続でセリーナ・ウィリアムズと対戦したが、5-7, 7-6, 1-6 で破れ、昨年の雪辱はならなかった。

2016年にはBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンで連続優勝する"サンシャイン・ダブル"を達成した。7月に妊娠を発表。2016年後半の欠場と、出産後の復帰を表明した(この時点の世界ランキングは6位)[2]。12月に長男を出産した。

2017年7月にツアー復帰し、ウィンブルドンでは4回戦まで進出した。しかしパートナーと別れることになり息子の養育権争いのため全米オープンを欠場した[3]。そのため、年間最終ランクは208位まで急落した。

親権争いが長引き、ツアー復帰は2018年3月になった。2戦目のマイアミ・オープンではベスト4まで進んだ。年間最終ランクは51位までカムバック。

2019年3月、アビエルト・メキシコ・テルセルアカプルコ)で鄭賽賽とダブルスを組み優勝した[4]。4月のモンテレイ・オープンではシングルス第5シードで出場し、準決勝で第1シードのアンゲリク・ケルバーをフルセットの末に破り決勝進出した[5]。決勝は途中で棄権し準優勝に終わった[6]。2週間後に開幕したポルシェ・テニス・グランプリでは2回戦で第4シードのカロリナ・プリスコバに勝利したが、準々決勝では再び途中棄権することとなった[7]。5月のBNLイタリア国際ではアシュリー・バーティとダブルスを組み優勝した[8]。全仏オープンでは2回戦で世界ランキング1位の大坂なおみと対戦し、1セット目を先取し2セット目も優勢に進め、大坂を崖っぷちに追い込んだが2時間50分の激闘の末、逆転負けを喫した[9][10]。年間最終ランクは50位。

2020年全豪オープンは「個人的な理由」で出場を辞退。のちに、この時期に引退を考えていたことを告白している[11]。シーズン初戦は3月のモンテレイ・オープンだったが、初戦敗退。その後は新型コロナウイルス感染症拡大の影響でシーズンが中断した。再開後のトップシード・オープンは初戦でセリーナに敗れたが、次戦のウエスタン・アンド・サザン・オープンでは準決勝でジョアンナ・コンタを下し決勝進出。決勝は対戦相手の大坂なおみが棄権したため、出産後初、4年ぶりのツアー優勝を果たした[12]。続く全米オープンでは、セリーナ・ウィリアムズからのGS初白星も含めて、7年ぶりのGS決勝進出[13]。決勝はまたも大坂との対戦となり、第1セットを先取したものの続く2セットで逆転を許し、1-2で敗れ初の全米制覇はならなかった。最終順位13位。

2021年前半は主に腰の故障に苦しめられるも、BNPパリバ・オープンで準優勝。

2022年、カタール・トータル・オープンで通算500勝に到達。しかし、脚の故障や私生活のストレスに苦しめられることもあった[14]

2023年全豪オープンでベスト4。第3シードのジェシカ・ペグラを破り準決勝に進出するも、エレーナ・リバキナに敗れた。なお、この大会でアリーナ・サバレンカがベラルーシ人選手として自身以来のGS優勝を果たした。

プレースタイル 編集

フラットドライブのストロークを武器とするアグレッシブ・ベースライナー[15]。ウィナー数が多いが、あくまでコントロールを重視するカウンターパンチャー的な戦術を採るため、アンフォーストエラーは少ない。バックハンドストロークは特筆するものがあり、史上最高とも称賛される[16]

WTAツアー決勝進出結果 編集

シングルス: 41回 (21勝20敗) 編集

大会グレード
2008年以前 2009年以後 2021年以後
グランドスラム (2-3)
WTAファイナルズ (0-1)
ティア I (0-0) プレミア・マンダトリー (7-2) WTA1000 (0-1)
プレミア5 (4-2)
ティア II (0-0) プレミア (4-5) WTA500 (0-0)
ティア III (0-1) インターナショナル (5-1) WTA250 (0-0)
ティア IV & V (0-3)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2007年5月6日   エストリル クレー   グレタ・アルン 6-2, 1-6, 6-7(3)
準優勝 2. 2007年10月7日   タシケント ハード   ポーリーン・パルマンティエ 5-7, 2-6
準優勝 3. 2008年1月5日   ゴールドコースト ハード   李娜 6-4, 3-6, 4-6
準優勝 4. 2008年5月4日   プラハ クレー   ベラ・ズボナレワ 6-7(2), 2-6
優勝 1. 2009年1月10日   ブリスベン ハード   マリオン・バルトリ 6-3, 6-1
優勝 2. 2009年2月21日   メンフィス ハード (室内)   キャロライン・ウォズニアッキ 6-1, 6-3
優勝 3. 2009年4月4日   マイアミ ハード   セリーナ・ウィリアムズ 6-3, 6-1
準優勝 5. 2010年2月20日   ドバイ ハード   ビーナス・ウィリアムズ 3-6, 5-7
準優勝 6. 2010年6月19日   イーストボーン   エカテリーナ・マカロワ 6-7(5), 4-6
優勝 4. 2010年8月1日   スタンフォード ハード   マリア・シャラポワ 6-4, 6-1
優勝 5. 2010年10月24日   モスクワ ハード (室内)   マリア・キリレンコ 6-3, 6-4
優勝 6. 2011年4月3日   マイアミ ハード   マリア・シャラポワ 6-1, 6-4
優勝 7. 2011年4月10日   マルベーリャ クレー   イリーナ=カメリア・ベグ 6-3, 6-2
準優勝 7. 2011年5月8日   マドリード クレー   ペトラ・クビトバ 6-7(3), 4-6
優勝 8. 2011年10月23日   ルクセンブルク ハード (室内)   モニカ・ニクレスク 6-2, 6-2
準優勝 8. 2011年10月30日   イスタンブール ハード (室内)   ペトラ・クビトバ 5-7, 6-4, 3-6
優勝 9. 2012年1月13日   シドニー ハード   李娜 6-2, 1-6, 6-3
優勝 10. 2012年1月28日   全豪オープン ハード   マリア・シャラポワ 6-3, 6-0
優勝 11. 2012年2月19日   ドーハ ハード   サマンサ・ストーサー 6-1, 6-2
優勝 12. 2012年3月18日   インディアンウェルズ ハード   マリア・シャラポワ 6-2, 6-3
準優勝 9. 2012年4月29日   シュトゥットガルト クレー   マリア・シャラポワ 1-6, 4-6
準優勝 10. 2012年5月13日   マドリード クレー   セリーナ・ウィリアムズ 1-6, 3-6
準優勝 11. 2012年9月9日   全米オープン ハード   セリーナ・ウィリアムズ 2-6, 6-2, 5-7
優勝 13. 2012年10月7日   北京 ハード   マリア・シャラポワ 6-3, 6-1
優勝 14. 2012年10月14日   リンツ ハード (室内)   ユリア・ゲルゲス 6-3, 6-4
優勝 15. 2013年1月26日   全豪オープン ハード   李娜 4-6, 6-4, 6-3
優勝 16. 2013年2月17日   ドーハ ハード   セリーナ・ウィリアムズ 7-6(6), 2-6, 6-3
準優勝 12. 2013年5月19日   ローマ クレー   セリーナ・ウィリアムズ 1-6, 3-6
準優勝 13. 2013年8月4日   カールスバッド ハード   サマンサ・ストーサー 2-6, 3-6
優勝 17. 2013年8月18日   シンシナティ ハード   セリーナ・ウィリアムズ 2-6, 6-2, 7-6(6)
準優勝 14. 2013年9月8日   全米オープン ハード   セリーナ・ウィリアムズ 5-7, 7-6(5), 1-6
準優勝 15. 2014年1月4日   ブリスベン ハード   セリーナ・ウィリアムズ 4-6, 5-7
準優勝 16. 2015年2月28日   ドーハ ハード   ルーシー・サファロバ 4-6, 3-6
優勝 18. 2016年1月9日   ブリスベン ハード   アンゲリク・ケルバー 6-3, 6-1
優勝 19. 2016年3月20日   インディアンウェルズ ハード   セリーナ・ウィリアムズ 6-4, 6-4
優勝 20. 2016年4月4日   マイアミ ハード   スベトラーナ・クズネツォワ 6-3, 6-2
準優勝 17. 2019年4月7日   モンテレイ ハード   ガルビネ・ムグルサ 1-6, 1-3 途中棄権
優勝 21. 2020年8月29日   シンシナティ* ハード   大坂なおみ 不戦勝(相手棄権)
準優勝 18. 2020年9月12日   全米オープン ハード   大坂なおみ 6-1, 3-6, 3-6
準優勝 19. 2020年10月25日   オストラヴァ ハード   アリーナ・サバレンカ 2-6, 2-6
準優勝 20. 2021年10月17日   インディアンウェルズ ハード   パウラ・バドサ 6–7(5), 6–2, 6–7(2)
  • *COVID-19の影響によりニューヨークで開催。
映像外部リンク
  2016ブリスベン決勝アンゲリク・ケルバー戦(WTA
映像外部リンク
  2016インディアンウェルズ決勝セリーナ・ウィリアムズ戦(WTA)

ダブルス: 20回 (9勝11敗) 編集

大会グレード
2008年以前 2009年以後 2021年以後
グランドスラム (0-4)
WTAファイナルズ (0-0)
ティア I (0-2) プレミア・マンダトリー (2-0) WTA1000 (0-0)
プレミア5 (2-1)
ティア II (0-3) プレミア (1-0) WTA500 (1-0)
ティア III (0-1) インターナショナル (2-0) WTA250 (0-0)
ティア IV & V (1-0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2006年2月26日   メンフィス ハード
(室内)
  キャロライン・ウォズニアッキ   リサ・レイモンド
  サマンサ・ストーサー
6-7(2), 3-6
優勝 1. 2006年10月8日   タシケント ハード   タチアナ・ポウチェク   マリア・エレナ・カメリン
  エマニュエレ・ガグリアルディ
不戦勝
準優勝 2. 2007年7月29日   スタンフォード ハード   アンナ・チャクベタゼ   サニア・ミルザ
  シャハー・ピアー
4-6, 6-7(5)
準優勝 3. 2007年8月5日   サンディエゴ ハード   アンナ・チャクベタゼ   カーラ・ブラック
  リーゼル・フーバー
5-7, 4-6
準優勝 4. 2007年9月30日   ルクセンブルク ハード
(室内)
  シャハー・ピアー   イベタ・ベネソバ
  ヤネッテ・フサロバ
4-6, 2-6
準優勝 5. 2007年10月14日   モスクワ カーペット (室内)   タチアナ・ポウチェク   カーラ・ブラック
  リーゼル・フーバー
6-4, 1-6, [7-10]
準優勝 6. 2008年1月25日   全豪オープン ハード   シャハー・ピアー   アリョーナ・ボンダレンコ
  カテリナ・ボンダレンコ
2-6, 6-1, 6-4
準優勝 7. 2008年4月13日   アメリアアイランド クレー   エレーナ・ベスニナ   ベサニー・マテック
  ブラディミラ・ウーリロバ
3-6, 1-6
優勝 2. 2009年2月21日   メンフィス ハード
(室内)
  キャロライン・ウォズニアッキ   ユリアナ・フェダク
  ミハエラ・クライチェク
6-1, 7-6(2)
優勝 3. 2009年3月21日   インディアンウェルズ ハード   ベラ・ズボナレワ   ヒセラ・ドゥルコ
  シャハー・ピアー
6-4, 3-6, [10-5]
準優勝 8. 2009年5月24日   全仏オープン クレー   エレーナ・ベスニナ   アナベル・メディナ・ガリゲス
  ビルヒニア・ルアノ・パスクアル
1-6, 1-6
優勝 4. 2010年8月15日   シンシナティ ハード   マリア・キリレンコ   リサ・レイモンド
  レネ・スタブス
7-6(4), 7-6(8)
準優勝 9. 2011年1月28日   全豪オープン ハード   マリア・キリレンコ   ヒセラ・ドゥルコ
  フラビア・ペンネッタ
6-2, 5-7, 1-6
優勝 5. 2011年5月7日   マドリード クレー   マリア・キリレンコ   クベタ・ペシュケ
  カタリナ・スレボトニク
6-4, 6-3
優勝 6. 2011年7月31日   スタンフォード ハード   マリア・キリレンコ   リーゼル・フーバー
  リサ・レイモンド
6-1, 6-3
準優勝 10. 2011年8月15日   トロント ハード   マリア・キリレンコ   リーゼル・フーバー
  リサ・レイモンド
不戦敗
優勝 7. 2019年3月2日   アカプルコ ハード   鄭賽賽   デシラエ・クラウチェク
  ジュリアーナ・オルモス
6-1, 6-2[4]
優勝 8. 2019年5月19日   ローマ クレー   アシュリー・バーティ   アンナ=レナ・グローネフェルト
  デミ・シュールス
4-6, 6-0, [10-3][8]
優勝 9. 2021年6月20日   ベルリン グラス   アリーナ・サバレンカ   ニコール・メリチャー
  デミ・スゥース
4–6, 7–5, [10–4]

4大大会優勝 編集

  • 全豪オープン 女子シングルス:2勝(2012年・2013年)[女子ダブルス準優勝:2008年・2011年/混合ダブルス準優勝:2007年]
映像外部リンク
  2012全豪オープン決勝マリア・シャラポワ戦(全豪オープンTV)
映像外部リンク
  2013全豪オープン決勝李娜戦(全豪オープンTV)
  • 全仏オープン 混合ダブルス:1勝(2008年)[女子ダブルス準優勝:2009年]
  • 全米オープン 混合ダブルス:1勝(2007年)[女子シングルス準優勝:2012年・2013年]
大会 対戦相手 試合結果
2012年 全豪オープン   マリア・シャラポワ 6-3, 6-0
2013年 全豪オープン   李娜 4-6, 6-4, 6-3

4大大会シングルス成績 編集

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 通算成績
全豪オープン 1R 3R 3R 4R QF 4R W W QF 4R QF A A 1R A 1R 1R SF 43-13
全仏オープン 1R 1R 4R QF 1R QF 4R SF A 3R 1R A 1R 2R 2R 4R 3R 28-15
ウィンブルドン 1R 3R 3R QF 3R SF SF 2R 2R QF A 4R 2R 3R NH 2R A 33-13
全米オープン 3R 4R 3R 3R 2R 3R F F QF QF A A 3R 1R F 3R 4R 45-15

[1]

: 2013年ウィンブルドン2回戦の不戦敗は、通算成績に含まない : 2022年ウィンブルドンは、大会側の特定国籍排除による不出場

脚注・出典 編集

  1. ^ a b c d e f g Victoria Azarenka WTA tennis”. 女子テニス協会. 女子テニス協会. 2019年6月2日閲覧。
  2. ^ アザレンカが妊娠=今季欠場「家族になる」-女子テニス”. 時事通信. 2016年7月18日閲覧。
  3. ^ “アザレンカが子供の養育権の争いの渦中で全米オープン出場を断念”. THE TENNIS DAILY. (2017年8月22日). https://www.thetennisdaily.jp/news/contents/overseas/grandslam/us/20170822_0026228.php 
  4. ^ a b ワン・ヤファンがケネンをフルセットで退け、シングルスでWTAツアー初優勝 アビエルト・メキシカーノ・テルセル”. テニスマガジンONLINE. テニスマガジン (2019年3月3日). 2019年6月2日閲覧。
  5. ^ アザレンカ、ケルバー破り決勝へ”. tennis365.net (2019年4月7日). 2019年6月2日閲覧。
  6. ^ アザレンカの途中棄権でムグルッサが大会連覇 GNP保険オープン”. テニスマガジンONLINE. テニスマガジン (2019年4月8日). 2019年6月2日閲覧。
  7. ^ “大坂が見事な逆転でポルシェGP4強入り、周囲の雑音を一蹴”. AFPBB (フランス通信社). (2019年4月27日). https://www.afpbb.com/articles/-/3222856 2019年6月2日閲覧。 
  8. ^ a b プリスコバがキャリア最大のクレーコート・タイトルを獲得 BNLイタリア国際”. テニスマガジンONLINE. テニスマガジン (2019年5月20日). 2019年6月21日閲覧。
  9. ^ “大坂、勝因は「トイレ休憩」 また逆転勝ちで全仏OP3回戦へ”. AFPBB (フランス通信社). (2019年5月31日). https://www.afpbb.com/articles/-/3227670 2019年6月2日閲覧。 
  10. ^ “大坂なおみ赤土最高の戦い、元女王に折れず粘り逆転”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ). (2019年5月30日). https://www.nikkansports.com/sports/news/201905300001066.html 2019年6月2日閲覧。 
  11. ^ 元世界1位アザレンカが1月に引退を検討していたことを告白”. tennismagazine.jp. 2020年8月30日閲覧。
  12. ^ ケガで棄権の大坂は準優勝、元世界1位アザレンカが母として初のタイトル獲得”. tennismagazine.jp. 2020年8月30日閲覧。
  13. ^ 全米決勝は大坂なおみVSアザレンカ 2年ぶりVへ、セリーナ破った元世界1位と激突”. THE ANSWER. 2023年2月8日閲覧。
  14. ^ 審判の呼びかけを無視してコートから去ったアザレンカが「コートに出ていくべきではなかった」と声明文で弁明 [マイアミ・オープン]”. tennismagazine.jp. 2023年2月8日閲覧。
  15. ^ Victoria Azarenka”. BETFAIR. 2023年2月8日閲覧。
  16. ^ Four rivalries could flourish in 2014” (英語). ESPN.com. 2023年2月8日閲覧。

外部リンク 編集