ビザンチン (クルアーン)

クルアーンの第30章

ビザンチン』とは、イスラム教の聖典・クルアーンにおける第30番目の章(スーラ)。60の節(アーヤ)から成る[1]

ビザンチン
الروم
Al-Rūm
アッ・ルーム
ビザンチン
啓示 マッカ啓示
章題の意味 イスラーム暦前6年または7年(西暦615年616年)頃、戦争において東ローマ帝国サーサーン朝ペルシャに打ち負かされたが、ビザンチンがペルシャに対して数年以内に勝ち取ることと、イスラームは必ず最後の勝利を得ることについての予言の章[1]
詳細
スーラ 第30章
アーヤ 全60節
ジュズウ 21番
ルクー 6回
神秘文字 الم
前スーラ 蜘蛛
次スーラ ルクマーン
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章の冒頭に神秘文字(Muqatta'at)が置かれているもの(計29スーラ)のうちの一つ。

「ルーム章」とも呼ばれる(ルームはビザンツ帝国のことを指すという)[2]

脚注・出典 編集

  1. ^ a b 日本ムスリム情報事務所 聖クルアーン日本語訳
  2. ^ 岩波イスラーム辞典「クルアーン」

外部リンク 編集