ピキン (トウガラシ)
ピキン(Pequin pepper)は、辛いトウガラシの栽培品種で、主にスパイスとして用いられる。分類上は、トウガラシの変種glabriusculumに分類される[1]。
| ピキン | |
|---|---|
 完熟したピキン | |
| 辛さ |
 とても辛い |
| スコヴィル値 | 100,000–140,000* SHU |
ピキンの木の高さは0.3-0.6mと比較的低く、卵形で明るい緑色の葉と長さ2cmを滅多に超えない小さな果実をつける。他の大部分のトウガラシと同様に、果実の色は最初は緑色で、熟すと明るい赤色になる。ピキンは非常に辛く、スコヴィル値はハラペーニョより13-40倍も大きい6万-10万ユニットである。柑橘類、燻製、ナッツのような風味を持つと言われる[2]。
ピクルス、サルサ、ソース、スープ、酢等に用いられる。チョルーラ・ホットソースは、ピキンとアルボルを材料としている[3]。
出典 編集
- ^ Marco Antonio Alvarado Vázquez, Alejandra Rocha Estrada, Sergio Mereno Limón, ed (2010). De la Lechuguilla a las Biopelículas Vegetales: Las Plantas Útiles de Nuevo León. Universidad Autónoma de Nuevo León
- ^ Miller, Mark (1991). The Great Chile Book. Berkeley, California: Ten Speed Press. pp. 124–125. ISBN 0-89815-428-6
- ^ "Nutrition Information", Cholula Website Archived 2013年6月27日, at the Wayback Machine., Last accessed 02 Jul 2009
