ピクシレーションPixilation)とは、人間を1コマずつ動かして撮影(コマ撮り)するストップモーション・アニメーションのこと。つまり、人形アニメの人形を人間がやるもの。セグンド・デ・チョーモン英語版の『El hotel eléctrico』(1908年)やエミール・コールの『Jobard ne peut pas voir les femmes travailler』(1911年)など映画黎明期からある技法であるが、「ピクシレーション」という語はそれよりずっと後、カナダアニメーターのグラント・マンロー(1923年 - 2017年)が造った[1]

ピクシレーションの実例 (2019、TAP Dompierre Sur Mer提供)

ピクシレーションを使った作品 編集

 
セグンド・デ・チョーモン『El hotel eléctrico』(1908)

映画 編集

テレビ 編集

ミュージックビデオ 編集

ピクシレーションに似ているもの 編集

通常の動画をコマ落ちさせることによってピクシレーションに似た効果をあげることができるが、品質は劣る。

マイケル・ジャクソンの『Leave Me Alone』はビデオのフレーム速度を減速させ、オブジェクトに重ねたものである。

脚注 編集

外部リンク 編集