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ピマ航空宇宙博物館

ピマ航空宇宙博物館（ピマこうくううちゅうはくぶつかん、英語: Pima Air & Space Museum）は、アメリカ合衆国アリゾナ州ツーソンにある世界最大の非政府資金による航空宇宙博物館の1つである。127エーカー（513,000 m²）を占める敷地に、約300機の航空機が80エーカー（320,000 m²）以上の面積にわたって展示されている。また、1991年以来、アリゾナ航空の殿堂（英語版）の本拠地でもある。

ピマ航空宇宙博物館
Pima Air & Space Museum
博物館の正面玄関
地図
施設情報
所在地 アリゾナ州ツーソン
位置 北緯32度08分20.2秒 西経110度52分07.3秒 / 北緯32.138944度 西経110.868694度 / 32.138944; -110.868694座標: 北緯32度08分20.2秒 西経110度52分07.3秒 / 北緯32.138944度 西経110.868694度 / 32.138944; -110.868694
外部リンク https://pimaair.org/
プロジェクト:GLAM
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概要 編集

博物館の航空機の多くは屋外に展示されており、残りは博物館の4つの展示格納庫の1つに展示されている[1]。展示格納庫に加えて、博物館には修復格納庫がある[2]。

1976年5月に48機の航空機が展示されて一般公開された博物館のメイン格納庫には、 SR-71Aブラックバード、 A-10ウォーソグ、アメリカ空軍の年間展示、および制御塔のモックアップが収められている。

博物館はデビスモンサン空軍基地に隣接しており、「飛行機の墓場」または「ボーンヤード」としても知られる基地と提携している第309航空宇宙維持再生グループ（英語版）（AMARG）は、世界最大の航空機保管および保存施設[3]である。

歴史 編集

1976年5月8日に一般公開された。1982年初頭に、初の格納庫が完成。1987年には第2、1992年には第3、1994年には第4の格納庫が建設された[1]。

2012年、本博物館は芸術家と協力し、放棄された航空機をアートのキャンバスとして展示するイベント[4][5]"The Boneyard Project"を開催した。

2015年、ボーイングは本博物館に2機目の787を寄贈した。 この機体は、787の顧客であるANAのカラーで展示されている[6]。

2016年11月、 オービス・インターナショナルは、FedExから代替機となるMD-10のデリバリーを受けた後、それまで使用されていたマクドネル・ダグラス DC-10フライングアイホスピタルを博物館に寄贈した。このDC-10は、2番目に建造され、現存する最古の航空機であり、デイビスモンサン空軍基地にて修復の上、展示されている[7]。

2021年1月には、ツーソン軍用車両博物館の建設のために77エーカー(311,608㎡)の土地が新たに取得された。この博物館には、帝国戦争博物館から寄贈された50台を含む陸上車両が多数収容されている[8]。 ピマ航空宇宙博物館 毎日午前9:00 時から午後5:00 時まで営業しています[9]。

展示されている主な航空機 編集

300機にも及ぶ展示機の中で、これらの機体が最も有名である[1]。

ギャラリー 編集

展示されている航空機
  •  
    ロッキードSR-71ブラックバード
  •  
    ノースアメリカンF-107Aウルトラセイバー
  •  
    ボーイングB-17Gフライングフォートレス
  •  
    コンソリデーテッドB-24リベレーター
  •  
    ボーイングB-29スーパーフォートレス
  •  
    コンベアB-36Jピースメイカー
  •  
    コンベアB-58ハスラー
  •  
    マーティンPBMマリナー
  •  
    ホッピコプター
航空機の画像

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c Stemm. “History of the Pima Air & Space Museum”. Pima Air & Space Museum. Pimaair.org. 2017年5月12日閲覧。
  2. ^ “Restoration Hanger & Project Status”. Pima Air & Space Museum. 2014年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月14日閲覧。
  3. ^ “"Boneyard"/AMARG Tour”. Pima Air & Space Museum. Pimaair.org. 2017年5月15日閲覧。
  4. ^ Firestone (2012年). “[Homepage]”. The Boneyard Project: Return Trip. 2017年5月15日閲覧。
  5. ^ Francis, Christopher (2013年). “Plane becomes canvas at Pima Air & Space Museum”. Tucson News Now (Raycom Media). http://www.tucsonnewsnow.com/story/24158608/plane-becomes-canvas-at-pima-air-space-museum 2017年5月15日閲覧。 
  6. ^ “Boeing donates 787-8 ZA002 (N787EX) to the Pima Air and Space Museum”. World Airline News. 2015年8月26日閲覧。
  7. ^ Wilson. “Pima Space Museum to get DC-10 that served as flying eye hospital”. Arizona Daily Star. 2018年11月20日閲覧。
  8. ^ “Expansion of the Pima Air and Space Museum with the Tucson Military Vehicle Museum”. Pima County (2021年1月26日). 2021年2月4日閲覧。
  9. ^ “Pima Air & Space Museum in Tucson” (2022年7月28日). 2022年8月8日閲覧。
  10. ^ “First Boeing 777 now at Pima Air and Space Museum”. News for Tucson (2018年9月18日). 2021年2月4日閲覧。
  11. ^ “390th Memorial Museum”. Pima Air & Space Museum. 2014年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月15日閲覧。
  12. ^ “Hanger 4”. Pima Air & Space Museum. 2014年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月15日閲覧。
  13. ^ “Hanger 3”. Pima Air & Space Museum. 2014年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月15日閲覧。
  14. ^ “Airframe Dossier 52-2827 USAF B-36J”. Aerial Visuals - Airframe Dossier (2021年6月2日). 2021年6月2日閲覧。
  15. ^ a b c d “Hanger 1 South The Spirit of Freedom Hanger”. Pima Air & Space Museum. 2014年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月15日閲覧。

外部リンク 編集

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