ピーチーズ・ゲルドフ
ピーチーズ・ハニーブロッサム・ミシェル・シャーロット・エンジェル・バネッサ・ゲルドフ（Peaches Honeyblossom Michelle Charlotte Angel Vanessa Geldof[1]、1989年3月16日 - 2014年4月7日）はイギリスのソーシャライト、司会者。
| ピーチーズ・ゲルドフ Peaches Geldof | |
|---|---|
 Peaches Geldof in 2009 | |
| 本名 | Honeyblossom Michelle Charlotte Angel Vanessa Geldof |
| 生年月日 | 1989年3月16日 |
| 没年月日 | 2014年4月7日（25歳没） |
| 出生地 | ロンドン |
| 国籍 |
 イングランド |
| 職業 | ソーシャライト、司会者、モデル |
| 配偶者 | マックス・ドゥルーミー（2008 - 2009年） |
人物 編集
ゲルドフは1989年、ロンドンでベルギー系アイルランド人でミュージシャンの父ボブ・ゲルドフと母ポーラ・イェーツの2番目の娘として生まれた。祖父はテレビ司会者のヒューイ・グリーン。姉妹にフィフィ・トリキシベル・ゲルドフ（1983年生）、ピクシー・ゲルドフ（1990年生）、ヘヴンリー・ヒラーニ・タイガー・リリー・ハッチェンス・ゲルドフ（1996年生）がいる。
彼女はチェルシーで育った。バタシーの父の家を出て行った後に、イズリントン（北ロンドン）でフラットを借りようと思ったが、当時の夫マックス・ドゥルーミーとニューヨークに移り住むため、諦めた。ウィリアムズバーグ、ブルックリンのアパートと、ショーディッチにある親友フィフィ・ブラウンのアパートで長い時間を過ごしたあと、現在はロンドンのメイフェア・ホテルに滞在している[2]。
スポットライト 編集
ゲルドフはイギリス版『エル・ガール』のコラムを2004年4月号から2005年10月号まで執筆[3][4]、また『デーリー・テレグラフ』と『ガーディアン』のコラムと記事をいくつか執筆した。
ゲルドフは自身のリアリティ番組『Peaches Geldof: Teenage Mind』を書いて発表した。2006年3月1日にSky Oneで『Peaches Geldof: Teen America』が放送された[5]。ITVの番組『Tonight』のリポーターとして働いた。2006年に『Tatler』のファッション・アイコン・リスト・トップ10で7位に選ばれた。2007年には雑誌『FHM』の読者投票により決まる「世界で最もセクシーな女性」リストでは53位になった。
彼女は容認された縁故採用[6]、パーティ・ライフスタイル、時々野性的で自滅的であることが批判されており、批評家は彼女の富と名声への渇望を潜在的な問題として注意している[7][8][9]。ピート・ドハーティは2005年のLIVE 8の舞台に上がる前にゲルドフに「きわどい」コメントをされたために満足なパフォーマンスが出来なかったと主張した[10]。プレスによればこの主張に対して意見が分かれており、関係者の多くが彼女はバランスが保たれて現実的だと述べている[5]。
2007年9月にロンドン・ファッションウィークでPPQのショーに出演し、キャットウォークデビューをした。彼女はオーストラリアのブランドドッティの顔となった[11]。友人フィフィ・ブラウンと共にDJディオとしても活動する[7][9]。
2007年9月にイギリスの雑誌『Hello!』でフィーチャーされ、マリリン・モンローの映画コスチュームであると語る3着のドレスを着て登場した。雑誌はゲルドフにガウンを着せるために7,000ポンドを支払った。そのガウンはアカデミー賞受賞デザイナーのウィリアム・トラヴィーラがデザインしたものである[12] 。
私生活 編集
彼女に対するタブロイド報道は主にライフスタイルに集中し、特にドニー・トゥレット、ファリス・バドワン[13][8]、フレディック・ブラッド・ロイヤル[13][14]、ジョー・ヴァン・モイラントを含む有名人ボーイフレンドとの交際に注目が集まった。しかし、彼女自身はそれらの噂を熱心に否定した[15] [16]。
2008年8月5日にゲルドフはラスベガスでマックス・ドゥルーミーと結婚した。同8月12日に「幸せな結婚を発表して非常に喜んでいる」と声明を出した[17]。互いの名前を手にタトゥーで入れた[18]。2人は2009年2月7日に、結婚が友好的に終わったと発表し、離婚した[19]。
2014年4月7日、ヘロインの過剰摂取により死亡した。
脚注 編集
- ^ “Peaches Geldof calls for end to silly names”. contactmusic.com
- ^ Cable, Simon (2009年5月27日). “Booted out by dad, but Peaches Geldof lands in five-star luxury”. Daily Mail. 2009年6月7日閲覧。
- ^ Cederwell, William (2004年3月24日). “Lessons in fear and loathing”. The Guardian 2009年8月29日閲覧。
- ^ Irvin, Claire (2008年8月23日). “'What's my favourite chat-up line? Hi, my name is Peaches'”. The Daily Mail 2009年8月29日閲覧。
- ^ a b Crampton, Robert (2006年2月25日). “She’s so, like, 21st century”. Times Online 2007年8月9日閲覧。
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2008年5月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月6日閲覧。
- ^ a b “Is wild child Peaches Geldof partying too hard?”. The Daily Mail. (2006年8月18日) 2007年7月21日閲覧。
- ^ a b Scott, Paul (2007年11月10日). “Boomtown Brat: Is Peaches Geldof turning out even wilder than mum?”. The Daily Mail 2008年3月20日閲覧。
- ^ a b Hind, Katie (2007年2月14日). “Schoolgirl Peaches makes £250,000 a year”. The Daily Mail 2007年8月15日閲覧。
- ^ “Peaches didn't pinch Pete”. Sydney Morning Herald. (2005年7月12日) 2007年7月21日閲覧。
- ^ Melocco, Jen (2007年8月17日). “Peaches Geldof new face for Australian Dotti”. news.com.au 2007年8月24日閲覧。
- ^ Lancaster, James (2007年9月28日). “Bosses blow the chance to host Marilyn Monroe dress collection”. The Argus 2008年3月20日閲覧。
- ^ a b Moir, Jan (2008年3月20日). “'Oh no, my dad is going to kill me…'”. The Daily Telegraph 2007年7月21日閲覧。
- ^ Geldof, Peaches (2007年3月30日). “It may start as innocent flirtation, but be warned, you too could become a lonely MySpace addict”. Guardian Unlimited 2008年3月20日閲覧。
- ^ MacInnes, Paul (2008年2月4日). “Since you've been Jong: Joe Lean just wants to make good music, dammit!”. The Guardian 2008年2月26日閲覧。
- ^ McConnell, Donna (2008年3月14日). “Walk of shame: Lily Allen emerges in the same clothes after wild night out”. The Daily Mail 2008年3月20日閲覧。
- ^ Simpson, Richard; Liz Thomas and Emily Andrews (2008年8月12日). “Peaches Geldof marries her rocker boyfriend in Las Vegas”. Daily Mail 2008年8月12日閲覧。
- ^ Hartman, Darrel (2008年9月12日). “Teaches of Peaches”. New York Magazine 2008年9月15日閲覧。
- ^ http://news.bbc.co.uk/1/hi/entertainment/7877167.stm
外部リンク 編集
- ピーチーズ・ゲルドフ - IMDb（英語）