ファクトリー・ガール』(Factory Girl)は、2006年公開のアメリカ映画アンディ・ウォーホルのミューズとして活躍したイーディ・セジウィックの生涯を描いた伝記映画である。

ファクトリー・ガール
Factory Girl
監督 ジョージ・ヒッケンルーパー
脚本 キャプテン・モズナー
製作 キンバリー・C・アンダーソン
モリス・バート
アーロン・リチャード・ゴラブ
マルコム・ペタル
ホリー・ウィーアズマ
製作総指揮 サイモン・モンジャック
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
ボブ・ヤーリ
出演者 シエナ・ミラー
ガイ・ピアース
ヘイデン・クリステンセン
音楽 エドワード・シェアマー
撮影 マイケル・グレイディ
編集 デイナ・E・グローバーマン
マイケル・ルヴィン
配給 日本の旗 ファントム・フィルム
AMGエンタテインメント
エイベックス・エンタテインメント
公開 アメリカ合衆国の旗 2006年12月29日 (限定)
アメリカ合衆国の旗 2007年2月2日 (拡大)
日本の旗 2008年4月19日[1]
上映時間 91分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
テンプレートを表示

キャスト 編集

役名 俳優
イーディ・セジウィック シエナ・ミラー
アンディ・ウォーホル ガイ・ピアース
ビリー・クィン ヘイデン・クリステンセン
チャック・ウェイン英語版 ジミー・ファロン
シド・ペパーマン ショーン・ハトシー
リッチー・バーリン ミーナ・スヴァーリ
モート・シルヴァース ドン・ノヴェロ
ジュリア・ウォーホル英語版 ベス・グラント
ダイアナ・ヴリーランド イリーナ・ダグラス
ジェイムズ・タウンゼント エドワード・ハーマン
ジェラード・マランガ英語版 ジャック・ヒューストン
オンディーヌ アーミン・アミリ
ブリジット・ポークBrigid Berlin タラ・サマーズ英語版
ニコ メレディス・オストロム英語版
イングリッド・スーパースター メアリー・エリザベス・ウィンステッド
シルヴァー・ジョージ ジョニー・ホイットワース
ルー・リード ブライアン・ベル英語版
ジョン・ケイル パトリック・ウィルソン(Patrick Wilson
モーリン・タッカー サマンサ・マロニー英語版
(クレジットなし) ケイリー・エルウェス
(クレジットなし) メアリー=ケイト・オルセン
(クレジットなし) サリー・カークランド

あらすじ 編集

イーディ・セジウィックの自伝的映画。

旧家の娘イーディは画家になる為にニューヨークにやってくる。あるギャラリーのパーティーで彼女はアンディ・ウォーホルに出会う。美しく、奔放で他人とは違うセンスを持つイーディに魅せられたアンディは、彼女を自分のファクトリーの仲間にし、お互い常に一緒にいるパートナーとなる。イーディはアンディの映画や、ヴォーグのモデルで一躍話題の人物になるが、彼女の行動をよく思わない両親は仕送りを止めてしまい、イーディは次第に酒やドラッグに溺れていく。

そんな折、彼女はロックスターのビリー・クィンに出会い、彼に惹かれる。

論争 編集

ルー・リードが「これまで見た作品の中で最悪な作品、金儲けのための作品」と酷評[2]

ボブ・ディランがこの作品の中で、自身がイーディ・セジウィックの自殺原因にあたるような描写がされているとして[3]公開中止を訴えたが、公開された。その後、ヘイデン・クリステンセンの役名がビリー・クィンに改名された。

制作の背景 編集

当初シエナ・ミラーにイーディ役のオファーが出されていたが、舞台出演のため降板。その後、ケイティ・ホームズが配役されたが、降板し(夫のトム・クルーズが役柄に不満を抱き忠告したとの報道があったが、ホームズ自身は自分の決断だったと語っている[4])、当初の配役だったシエナ・ミラーになった。

撮影はニューヨークトロントスタンフォードシュリーブポートで行われた。

参照 編集

外部リンク 編集