ファン・ディエゴ・フローレス

ファン・ディエゴ・フローレス(Juan Diego Flórez、1973年1月13日 - )は、ペルー出身のテノール歌手。超高音を得意とし、ロッシーニをはじめとするいわゆる「ベルカントオペラ」と称され領域において現代最高のテノールともいわれる。

ファン・ディエゴ・フローレス
ファン・ディエゴ・フローレス(2010年)
基本情報
出生名 Juan Diego Flórez Salom
生誕 (1973-01-13) 1973年1月13日(51歳)
出身地 ペルーの旗 ペルー
ジャンル オペラ
職業 歌手
活動期間 1996年 -
公式サイト www.juandiegoflorez.com

経歴 編集

1973年、ペルーのリマに生まれる。17歳でリマの音楽院に入学するが、当初はポップスに興味を持っており、20歳頃よりオペラを本格的に学ぶ。プロデビューは1996年ロッシーニフェスティバルであった。その後スカラ座コヴェント・ガーデンを始め、主要なオペラハウスに次々出演し、得意とする高音で頭角を現す。特にドニゼッティの『連隊の娘』のハイCを9回連続で歌う、テノールにとって至難のトニオ役で名を馳せた。

レパートリーは、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニなどのベルカント・オペラが中心である。

家族 編集

2007年にドイツ生まれのオーストラリア人女性と結婚し、一男一女がいる。

外部リンク 編集