フェアリーアイドルかのん

フェアリーアイドルかのん』は、袴田めらによる日本漫画。『プレコミックブンブン』(ポプラ社)にて創刊から2006年12月号まで連載された。

フェアリーアイドルかのん
漫画
作者 袴田めら
出版社 日本の旗ポプラ社
掲載誌 プレコミックブンブン
レーベル ブンブンコミックス
発表号 2004年1月号 - 2006年12月号
巻数 全4巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

小学生の普通の女の子、小日向かのん達が妖精アルトとともにアイドルの道を進む。

あらすじ 編集

妖精界・音の国。ここには人々の歌をエネルギーに生きる妖精たちが暮らしている。しかし最近の歌が流行り廃りで歌われては消える、いわば使い捨てになっているため危機に陥っていた。 一方、人間界では小学4年生のクラスメイトが音楽の授業中。音楽を愛する小日向かのん天野まりか八木こだまの3人は、今日も歌を評価されていた。その放課後、かのん達は妖精プリンセス・アルトと出会い、アイドルを目指すことを決意する。

登場人物 編集

ダンサーズ 編集

アルトに選ばれたクラスメイト達。3人の名前は、こだま→まりか→かのんの順に並べると、しりとりになる。

小日向かのん
主人公。歌うことが大好き。
天野まりか
強気な少女。クールな性格。母親が元アイドルの料理研究家。
八木こだま
おさげ髪で眼鏡をかけている。おっとりした性格。兄がいる。

芸能人 編集

松岡ジュリア
大女優・松岡聖の令嬢。母譲りの美貌を持つ人気アイドルだが、かのん達ダンサーズに対して陰湿な態度をとる。
ピエール山田
かのん達をスカウトした山田芸能プロダクション社長。オネエ系の男性。モデルはKABA.ちゃん
タリオ
「笑ってええかんじ」の司会者。モデルはタモリ
スーちゃん
レコード会社社長。
松田風太
オーディション候補者。

家族 編集

小日向
かのんの母。
天野まなみ
まりかの母。料理研究家で、若い頃はアイドルだった。
八木山彦
こだまの兄。ミュージシャン志望。

妖精 編集

人々の音楽をエネルギーに生きている。額にある星型のあざが共通の特徴で、普通の人(大人)にはその姿が見えない。

アルト
妖精界にある音の国のお姫様。語尾に「ですの」をつけて話すなどそれらしい口調。地上からの美しい歌声が届かず、かのん達3人に助けを求める。外見は少女だが実は50年以上生きている。
音の国の女王
アルトの母。
フォルテ
相棒のオコジョとともに深い森に住んでいる魔女。アルトの叔母。
シャープ
ジュリアの相棒でアルトの姉。人里離れた森に暮らす「ダークフェアリー」であり、闇の魔法で周りの人間を苦しめる。元は優しい性格だったが、ある理由でダークフェアリーになってしまう。
フラット
アルトの祖母で先代の音の国の女王。今は神殿の神官長。

単行本 編集

  • 袴田めら『フェアリーアイドルかのん』(ポブラ社、ブンブンコミックス)全4巻[1]
    1. フェアリーアイドルかのん1(2004年9月初版発行)ISBN 978-4-591-08268-3
    2. フェアリーアイドルかのん2(2005年4月初版発行)ISBN 978-4-591-08560-8
    3. フェアリーアイドルかのん3(2005年10月初版発行)ISBN 978-4-591-08647-6
    4. フェアリーアイドルかのん4(2006年4月初版発行)ISBN 978-4-591-09014-5

脚注 編集

  1. ^ 検索結果:フェアリーアイドルかのん”. ポプラ社ホームページ. 2014年7月25日閲覧。