フェリージFelisi)は、1973年に創業したイタリアブランド

創業者のアレッサンドロ・フェリージ(Alessandro Felisi)と現社長アンナ・リザ・フェローニ(Anna Lisa Felloni)が、イタリア北部の街フェラーラに立ち上げた革工房を発祥とする。現在約50名の革職人が革工房で働いており、手作業の革製品ブランドとして知られる。

概要 編集

ブランドロゴは、フェラーラ地方の地主であったフェリージ家の紋章である。このしるしはリンゴモチーフ。多くの鞄製品に使われている生地はリモンタ社のナイロンで、プラダなども使用している。主力商品はで、「No.8637」や、「No.9362」などが定番商品として知られる。1996年ドメニコ・ベルトラーニ(Domenico Bertolani)をデザイナーとして迎えた。本国イタリアではフェッラーラのジョヴェッカ大通り(Corso Giovecca, 27)と、ミラノのスピガ通り(Via della Spiga, 30)に店舗を構える。

日本フィーゴ社が商標権を保有する。2005年10月フィーゴ社はユナイテッドアローズ買収され子会社連結子会社)となった。

日本での歴史 編集

1987年4月佐藤陽一によって設立されたフィーゴ社は、同7月にイタリアフェリージ社と輸入契約を結び日本での代理店となった。その後、1996年12月日本初の専門店京都北山にオープンし、フェリージの日本での知名度は一気に高まった。1999年フィーゴ社はフェリージの世界での営業権を手に入れ、売り上げを飛躍的に伸ばした。現在はユナイテッドアローズ連結子会社

主な人物 編集

参考文献 編集

外部リンク 編集