フッキソウ(富貴草、Pachysandra terminalis)はツゲ科常緑小低木。日本(北海道から九州)を含む東アジアに分布する。山地の林内に生え、またグラウンドカバーとしてよく栽培される。フッキソウ属の植物は東アジアと北米に数種が現存する。

フッキソウ
フッキソウ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: ツゲ目 Buxales
: ツゲ科 Buxaceae
: フッキソウ属 Pachysandra
: フッキソウ P. terminalis
学名
Pachysandra terminalis
和名
フッキソウ
英名
Japanese spurge


花言葉 「吉事」「良き門出」「祝意」[要出典]

特徴 編集

は地面を這い、先が立ち上がる。多数のがらせん状につく。
は単性で春に咲く。茎頂に穂状花序をつけ、雄花は茶褐色の葯をもつ白く太い雄蕊が4本長く突き出す、根元に小さな萼片があり花弁はない。雌花は雄花の基部につき、雌蕊は先が二つに分かれる。

常緑でよく茂ることから富貴草と呼ばれる。キチジョウソウ(吉祥草)ともいうが、ユリ科キチジョウソウが別にある。