フランク・マイケル・ライク・ジュニアFrank Michael Reich Jr.1961年12月4日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州フリーポート出身のアメリカンフットボールの元選手・コーチ。クォーターバックとして、NFLバッファロー・ビルズ等の4チームで14年間プレーした。[1]

フランク・ライク
Frank Reich
基本情報
ポジション クォーターバック
生年月日 (1961-12-04) 1961年12月4日(62歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州フリーポート
身長: 6' 4" =約193cm
体重: 210 lb =約95.3kg
経歴
高校 セダークレスト高校
ペンシルベニア州レバノン
大学 メリーランド大学
NFLドラフト 1985年 / 3巡目全体57位
所属歴
選手歴
1985–1994 バッファロー・ビルズ
1995 カロライナ・パンサーズ
1996 ニューヨーク・ジェッツ
1997–1998 デトロイト・ライオンズ
コーチ歴
2008-2011 インディアナポリス・コルツ(QB等)
2012 アリゾナ・カージナルス(WR)
2013-2015 サンディエゴ・チャージャーズ(OC等)
2016-2017 フィラデルフィア・イーグルス(OC)
2018-2022 インディアナポリス・コルツ(HC)
2023- カロライナ・パンサーズ(HC)
受賞歴・記録
その他受賞・記録(選手として)
NFL史上最大の逆転劇
スーパーボウル制覇(コーチとして)
2017(第52回、OC)
NFL 通算成績
TD-INT 40-36
パスヤード 6,075
レーティング 72.9
Player stats at NFL.com
ヘッドコーチとしての通算成績
レギュラーシーズン 40–33–1 (.547)
ポストシーズン 1–2 (.333)
通算成績 41–35–1 (.539)
Coaching stats at PFR

経歴 編集

メリーランド大学時代の1984年、マイアミ大学戦でスタン・ゲルボーが先発したが、0-31となった後、交代出場し、42-40でチームを逆転勝利に導いた。この時の相手QBは、バーニー・コーザーである。

バッファロー・ビルズに在籍した10年の内の9年間でジム・ケリーの控えQBを務め、ケリーが怪我で戦列を離れた際には要所で活躍し、ビルズの4年連続AFC制覇に貢献した。特に、怪我のケリーの代わりに先発した1993年のNFLワイルドカードプレーオフでは32点差を逆転し、この試合は「NFL史上最大の逆転劇」として知られている[2]

1995年シーズン、新設されたカロライナ・パンサーズに移籍し、チーム初先発QBとなった後、2チームを渡り歩き、1998年シーズンをもって引退した。

その後数々のチームでOCなどのコーチを務め、2018年からはインディアナポリス・コルツのHCを務め、5年間で二度チームをプレーオフに導いたが2022年途中で解雇された。2023年からはカロライナ・パンサーズのHCとなる。

脚注 編集

  1. ^ Press Release: Indianapolis Colts Name Frank Reich Team's New Head Coach”. Indianapolis Colts (2018年2月11日). 2018年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月12日閲覧。
  2. ^ Smith, Timothy W. (1993年1月4日). “Bills and Eagles Turn Mountains Into Molehill; Buffalo Erases 32-Point Deficit”. New York Times. 2016年7月12日閲覧。

外部リンク 編集