フランツ・フォン・ソックスレー

ドイツの農化学者

フランツ・リッター・フォン・ソックスレーFranz Ritter von Soxhlet 1848年1月12日1926年5月5日)は、ベルギー移民の子としてブルノに生まれたドイツ農芸化学者である。彼は1879年ソックスレー抽出器を発明したことで知られる。

1886年には牛乳などの飲料に低温殺菌することを提案した。ソックスレーは、牛乳に含まれるたんぱく質カゼインアルブミングロブリン、乳タンパク質に分類した最初の科学者としても知られている。さらに、彼は初めて牛乳に含まれる糖である乳糖について説明した。

1872年ライプツィヒで博士号を取得した。1879年にはミュンヘン工科大学で農芸化学の教授となった。1926年、ミュンヘンで亡くなった。