フレズノ (USS Fresno, CL/CLAA-121) は、アメリカ海軍巡洋艦アトランタ級軽巡洋艦の11番艦。艦名はカリフォルニア州フレズノに因む。その名を持つ艦としては2隻目。

フレズノ
基本情報
建造所 ニュージャージー州カーニーフェデラル造船所
運用者 アメリカ合衆国の旗 アメリカ海軍
級名 アトランタ級軽巡洋艦
艦歴
起工 1945年2月12日
進水 1946年3月5日
就役 1946年11月27日
退役 1949年5月17日
除籍 1965年4月
その後 1966年6月7日、スクラップとして売却
要目(竣工時)
基準排水量 6,826 トン
満載排水量 8,470 トン
全長 541フィート6インチ (165.05 m)
最大幅 53フィート (16 m)
吃水 20フィート6インチ (6.25 m)
主缶 蒸気ボイラー×4基
主機 ギアード・タービン×2基
出力 75,000馬力 (56,000 kW)
推進器 スクリュープロペラ×2軸
最大速力 32.7ノット (60.6 km/h)
航続距離 6,440海里 (11,930 km)/20ノット
乗員 623名
兵装
レーダー
出典:[1][2]
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艦歴 編集

「フレズノ」は1945年2月12日ニュージャージー州カーニーフェデラル・シップビルディング・アンド・ドライドックで起工した。1946年3月5日にルース・R・マーティン夫人によって進水し、1946年11月27日に艦長E. B. シュトラウス大佐の指揮下で就役した。1949年3月18日にCLAA-121(防空軽巡洋艦)に艦種変更された。

就役後、最初の巡航は1947年1月13日から5月7日まで行われた。「フレズノ」はカリブ海での予備訓練を行い、その後大統領の就任式が行われたウルグアイモンテビデオを訪れ、続いてブラジルリオデジャネイロを訪問した。8月1日にバージニア州ノーフォークを出航し、北ヨーロッパおよび地中海に向かう。12月1日にノーフォークに帰還した。

2度目の海外配備は1948年3月3日から6月19日まで行われ、「フレズノ」は母港のプリマスからアムステルダムダブリンベルゲンコペンハーゲンを訪問した。その後はノーフォークから近海での作戦活動に従事し、その中にはプリンスエドワード島からバミューダまでの巡航も含まれた。1949年5月17日にニューヨーク海軍工廠で退役し、ニュージャージー州ベイヨンで係留保管された。1966年6月17日にスクラップとして売却された。

出典 編集

  1. ^ Rickard, J (2015年1月13日). “Atlanta Class Cruisers”. Historyofwar.org. 2015年11月22日閲覧。
  2. ^ US Cruisers List: US Light/Heavy/AntiAircraft Cruisers, Part 2”. Hazegray.org (2000年4月24日). 2015年10月23日閲覧。

外部リンク 編集