フレデリク・カイセル(Frederik Kaiser、1808年6月10日1872年7月28日)は、オランダ天文学者。小惑星(1694) カイセルと月のクレーターに命名されている。

フレデリク・カイセル
The Old Observatory in Leiden
2013 復古後

人物 編集

アムステルダムに生まれた。1838年から没するまでライデン天文台の所長を務めた。

位置天文学の業績で世界的な評価を得るとともに、オランダにおける天文学の普及に成功し、1861年に最新の設備を備えた天文台(現在はOld Observatoryと呼ばれている)の建設を指導したことにより、オランダの天文学の発展に貢献した。

ライデン天文台で1862年の火星における観測で火星の図面を製作し、火星の自転周期を精密に求めた。

関連項目 編集

脚注 編集


外部リンク 編集