フロリダ万才

1965年の映画

フロリダ万才』(原題:Girl Happy)は、1965年に公開されたアメリカ合衆国映画ボリス・セイガルが監督し、エルヴィス・プレスリーが主演したビーチ・パーティー映画英語版である[3]

フロリダ万才
Girl Happy
監督 ボリス・セイガル
脚本 ハーヴェイ・ブロック
R・S・アレン
製作 ジョー・パスターナク
出演者 エルヴィス・プレスリー
シェリー・フェブレー
音楽 ジョージ・ストール
撮影 フィリップ・H・ラスロップ
編集 リタ・ローランド
配給 MGM
公開 アメリカ合衆国の旗 1965年3月12日[1]
日本の旗 1965年3月20日
上映時間 98分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $3,250,000[2]
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あらすじ 編集

ラスティーはバンド仲間(アンディ、ウィルバー、ドク)と共にシカゴのナイトクラブで演奏していた。ナイトクラブのオーナー、ビッグ・フランクの娘、ヴァレリーは大学の長期休みを利用して女友達(ディナー、ベッティ)とフロリダへ遊びに行くと言い出したが、男手ひとつで娘を育てたビッグ・フランクはヴァレリーに変な虫がつかないか気が気ではない。ラスティーは自分たちも遊びに行けると算段してビッグ・フランクにヴァレリーの監視と護衛を申し出て、自分たちのフロリダ行きの費用を出してもらう。

フロリダに到着した一行は同じホテルに泊まることにしたが、バンドのメンバーたちは女の子をナンパすることで頭がいっぱい。夜になるとビッグ・フランクから電話がかかってきて、ヴァレリーに取り次がなくてはならないし、ヴァレリーにイタリア男のロマーノもつきまとい始めたので、ラスティーは頭を抱える。そうこうしているうちに、ラスティーとヴァレリーは互いが気になってくるのだが、ビッグ・フランクから電話でラスティが雇われて自分を監視していたことを知ったヴァレリーは激しいショックを受けた。

傷心のヴァレリーはロマーノを誘って夜の街に繰り出すと、ストリップ劇場で自分もストリッパーまがいの演技をみせる。ラスティはヴァレリーを止めようとするが、観客の大乱闘に巻き込まれてヴァレリーは警察に捕まって留置所へ。ラスティは女装して留置所のヴァレリーを助けようとする。

ビッグ・フランクはヴァレリーを釈放させたが、ラスティには怒り心頭。しかし、ヴァレリーが本当にラスティに恋したことを知ると、ラスティを許すと共に2人を祝福するのだった。

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替(テレビ版)

楽曲 編集

劇中で使用された楽曲はRCAレコードから1965年3月にサウンドトラックアルバムとして発売された。

脚注 編集

  1. ^ Girl Happy - Details”. AFI Catalog of Feature Films. 2018年7月25日閲覧。
  2. ^ This figure consists of anticipated rentals accruing distributors in North America. See "Big Rental Pictures of 1965", Variety, 5 January 1966 p 6 and Tom Lisanti, Hollywood Surf and Beach Movies: The First Wave, 1959-1969, McFarland 2005, p193
  3. ^ フロリダ万才 - 映画.com

外部リンク 編集