フロントライン (アニメ制作会社)

かつて存在した日本のアニメ制作会社

株式会社フロントライン: FRONTLINE Co., Ltd.)は、かつて存在した日本アニメ制作会社

株式会社フロントライン
FRONTLINE Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
180-0006
東京都武蔵野市中町一丁目7番6号
設立 1997年(平成9年)3月31日
業種 情報・通信業
事業内容 アニメーションの企画・制作
代表者 代表取締役 横井孝
資本金 800万円
従業員数 12名(2009年7月現在)
テンプレートを表示

概要・沿革 編集

日本アニメーションの制作出身の横井孝がJ.C.STAFFの制作プロデューサーを経て1997年に「有限会社フロントライン」として設立したアニメ制作会社である。当初は他社からのグロス請けとゲーム2Dパート(MOVIE・静止画)制作などが中心だった。

また2001年頃より18禁OVAの制作も行ったが、それが後に内部分裂を招き、2003年度を最後に当時存在した第2スタジオと共に撤退している。

また同時期に海外制作部を設け、設立時から協力関係にあった台湾人の謝金塗の会社「無錫年代動画制作有限公司」と動画・仕上の分野で提携し、電送など日本国内での運営部分のみを当社が行っている。この場合も当社と一緒にクレジットされる場合が多い。

以降、2006年にはベトナムに関連会社である「FRONTLINE VIETNAM CORPORATION」を設立するが、現地ハノイでの水害と停電が止まない上、安定した高速回線の確保も困難で2008年に実質上撤退した。

2007年には株式会社に改組し、同年放送の『PRISM ARK』が最初の元請制作となったが、以降は元請制作を行わずグロス請けやゲーム2Dパートの制作、国内各社からの動仕協力を主として活動していた。

2010年7月末日をもって「無錫年代動画制作有限公司」との動仕協力等は一切休止。同年8月以降は携帯用コンテンツ、2Dゲーム制作協力を中心に活動。但し、テレビアニメの動仕協力は国内に限って受注を行っている。10月以降は新事務所への移転が決定している為、三鷹駅前の本社屋は2011年1月末をもっての完全閉鎖が決定されている。以降はテレビアニメ制作業務一切からの完全撤退を予定している。

2011年3月10日東京地裁立川支部より破産手続き開始決定を受け、倒産した。負債総額は約1億7770万円(債権者約14名)。[1]

主な作品 編集

テレビアニメ 編集

OVA 編集

制作協力 編集

テレビアニメ
OVA

関連項目 編集