フローニンゲン包囲戦(フローニンゲンほういせん、英語: Siege of Groningen)は仏蘭戦争中の1672年に行われた、ミュンスター司教領英語版によるフローニンゲンの包囲。

フローニンゲン包囲戦

1672年のフローニンゲン包囲戦、1686年作。
戦争仏蘭戦争
年月日1672年7月9日 - 8月17日ユリウス暦
場所ネーデルラント連邦共和国フローニンゲン
結果:オランダの勝利
交戦勢力
ネーデルラント連邦共和国の旗 ネーデルラント連邦共和国 ミュンスター司教領英語版
指導者・指揮官
ネーデルラント連邦共和国の旗 カール・フォン・ラーベンハウプト英語版 クリストフ・ベルンハルト・フォン・ガレン英語版
戦力
24,000
損害
死者12,000

包囲がオランダの勝利に終わった上、ミュンスター軍2万4千のうち半分が死亡するという壊滅的な損害を被ってしまったためミュンスター軍は大幅に弱体化、その後数週間のうちにミュンスター軍の占領地のほとんどがオランダ軍に回復された。

フローニンゲンでは毎年8月28日が包囲戦の戦勝を記念する祝日となっている。

参考文献 編集

  • Israel, Jonathan (1995), The Dutch Republic: Its Rise, Greatness, and Fall 1477-1806, Oxford: Clarendon Press, ISBN 0-19-873072-1