ブラインドマラソン(Blind Marathon)は、視覚障碍者が行うマラソン競技。

概要 編集

障碍の程度によってクラス分けされており、障碍が重いと伴走者と共に走る。走者と伴走者とは数十センチの紐・ロープを互いに持って走る。一緒に走るため、伴走者は走者と同等以上の走力を必要とする。伴走者は単に同行して走るだけでなく他の選手や周りの状況、走路の状態、およその距離、時間などを走者に知らせたり、走者のペース配分や体調の観察などをする役割をする。

クラス分け 編集

国際パラリンピック委員会により障碍の度合いでクラス分けがなされている[1]

T11クラス・B1クラス
伴走者が必須。最も障碍が重いクラスで、どの距離や方向からでも手の形を認知できない。
T12クラスB2クラス
伴走者と走るか単独で走るか選択できる手の形を認知できるものから視力0.03まで、または視野が5度以内(視力と視野の程度で分類)。
T13クラスB3クラス
単独で走ることができる。視力は0.04から0.1、または視野20度以内(視力と視野の程度で分類)。

歴史 編集

記録 編集

主な競技者 編集

関連項目 編集

出典 編集

  1. ^ 視覚障がいについて知ろう”. 日本ブラインドマラソン協会. 2017年9月9日閲覧。
  2. ^ キラッと輝く人!!”. わかさ生活. 2017年9月9日閲覧。
  3. ^ a b リオパラリンピック視覚障がい者マラソンの部でメダル2つ獲得!”. 日本ブラインドマラソン協会 (2016年9月21日). 2017年9月9日閲覧。
  4. ^ 小学館 ビッグコミック連載中『ましろ日』 唯一無二!伴走マラソン漫画”. 日本ブラインドマラソン協会 (2017年7月27日). 2017年9月9日閲覧。

外部リンク 編集