ブリスベン国際レジャー博覧会

1988年にオーストラリアのブリスベンで開催された国際博覧会

ブリスベン国際レジャー博覧会(ブリスベンこくさいレジャーはくらんかい, The International Exposition on Leisure in the Age of Technology Brisbane Australia 1988, World Expo 88)は、1988年4月30日から10月30日までオーストラリアブリスベンで開催された国際博覧会特別博)である。テーマは「技術時代のレジャー」。36ヶ国が参加し、会期中1,857万人が来場した。開会式にはエリザベス女王が御臨場された。

サウス・ブリスベンの博覧会会場
背後に見えるカナダのパビリオンとモノレール

ロゴマーク 編集

 
ブリスベン国際レジャー博覧会の国際用ロゴ
 
ブリスベン国際レジャー博覧会の国内用ロゴ

モノレール 編集

来場者が博覧会会場の周辺を早く移動できるように、モノレールが建設されている。モノレールには1,200万豪ドルを掛けており、会場の両端の2駅と、延長2.3キロメートルの軌道および9両編成の4列車から成っていた。モノレールのルートは、クイーンズランド・パビリオンを通り抜け、太平洋ラグーンの全域およびブリスベン川の脇を走行していた。モノレール・システムとしては、1日当たり44,000人の乗客を運搬することができた。博覧会の後、列車の一つと幾つかの軌道は、ゴールドコーストシー・ワールドにて、既存のシー・ワールド・モノレール・システム英語版に接続していた。他の列車は、ドイツのルストにあるヨーロッパ・パークにて、現在でも運行されている。

参加各国 編集

Participating Nations
  オーストラリア   ブルネイ   カナダ   中国
  クック諸島   キプロス   フィジー   フランス
  ギリシャ   ハンガリー   インドネシア   イタリア
  日本   ケニア   マレーシア   ネパール
  ニュージーランド   パキスタン   パプアニューギニア   フィリピン
  シンガポール   ソロモン諸島   韓国   ソビエト連邦
  スペイン   スリランカ   スイス   タイ
  トンガ   イギリス   アメリカ   バヌアツ
  バチカン市国   西ドイツ   サモア   ユーゴスラビア

関連項目 編集

外部リンク 編集