ブリーラム駅

タイの鉄道駅

ブリーラム駅(ブリーラムえき、タイ語:สถานีรถไฟบุรีรัมย์)は、タイ王国東北部ブリーラム県ムアンブリーラム郡にある、タイ国有鉄道東北線・南線である。

ブリーラム駅
ブリーラム駅
บุรีรัมย์
Buri Ram
バーンノーンターット (9.52 km)
(4.33 km) バーンタコー
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
ブリーラム県
ムアンブリーラム郡
北緯15度0分11秒 東経103度6分28秒 / 北緯15.00306度 東経103.10778度 / 15.00306; 103.10778
駅番号 2236
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 一等駅
所属路線 東北本線・南線
キロ程 376.02 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 รย.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1925年4月1日
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概要 編集

ブリーラム駅は、タイ王国東北部ブリーラム県県庁所在地であり人口21万人が暮らすムアンブリーラム郡にあるタイ国有鉄道東北線・南線である。ブリーラムとは、タイ語で「楽しい街」という意味である。町の中心部に位置する為、利便性が良い。駅の正面側(側)が、市街地である。

クルンテープ駅376.02km地点に位置し、特急列車利用で6時間程度である。1等駅であり1日に26本(13往復)の列車が発着しその内訳は、特急1往復、急行3往復、快速5往復、普通4往復である。

歴史 編集

タイ最初の官営鉄道であるクルンテープ駅クルンテープ駅)-アユタヤ駅間が1897年3月26日に開業した[1]1900年12月21日に当初の計画のナコンラチャシーマまで開通し、そのしばらく後にウボンラーチャターニーまで路線を延長する事になり、1925年4月1日に当駅が開業した。開業後1年程は終着駅であったが、1926年5月1日スリン駅まで開通した事により中間駅となった[2]

  • 1897年3月26日 【開業】クルンテープ駅 - アユタヤ駅 (71.08km)
  • 1897年5月1日 【開業】アユタヤ駅 - ケンコーイ駅 (54.02km)
  • 1898年3月3日 【開業】ケンコーイ駅 - ムワックレック駅 (27.20km)
  • 1899年5月25日 【開業】ムワックレック駅 - パークチョン駅 (27.63km)
  • 1900年12月21日 【開業】パークチョン駅 - ナコンラチャシーマ駅 (83.72km)
  • 1922年5月1日 【開業】ナコンラチャシマー駅 - ターチャン駅 (21.75km)
  • 1925年4月1日 【開業】ターチャン駅 - ブリーラム駅 (90.62km)
  • 1926年5月1日 【開業】ブリーラム駅 - スリン駅 (43.73km)

駅構造 編集

単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

主要運行列車 編集

駅周辺 編集

脚注 編集

  1. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25
  2. ^ 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)p.229
  3. ^ 2018-2019年、2022年

参考文献 編集

  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目 編集